肩こりでお悩みの方で、原因が何かが分からないという方も多いのではないでしょうか。
肩こりには様々な原因が考えられますが、実は顎関節症も肩こりの原因となりうることをご存知ですか。
今回はあなたの肩こりが顎関節症と関わっているかどうか判断する方法をご紹介します。
はじめに顎関節症について解説します。
顎関節症とは、口を開けるたびに音がしたり、まっすぐ口が開かなくなったりといった症状が特徴的な病気です。
実はこの顎関節症と肩こりには深い関係があります。
仕事や家事で忙しく、いつも肩が凝っているという方はいらっしゃいませんか。
このような肩こりが続くと、顎関節症になる可能性が高まるでしょう。
顎関節症には主に3つの症状があります。
1つ目は関節雑音です。
これは、口を開けたり閉じたりする際に音が鳴る現象です。
食事をしたり会話をしたりする際に、毎回音がしていては、集中できません。
2つ目は開口障害です。
これは口が開けにくくなる現象です。
口から音が鳴るだけではなく、そもそも口が開きにくくなる可能性もあるでしょう。
こうなったら早急に病院に行きましょう。
3つ目は顎の痛みです。
口を開いたり、閉めたりする際に痛みが生じます。
ここまで顎関節症についてご紹介しましたが、実はこの顎関節症を治すと、肩こりが改善する可能性があるのです。
ここでは顎関節症を治すと、肩こりが改善する理由をご紹介します。
1つ目は顎の筋肉を緩められることです。
顎関節症は顎の筋肉が過度に張っている状態が続きます。
この状態が続くと、自然と肩こりが引き起こされるのです。
2つ目は顎の痛みが解消することです。
痛みが生じると、その周辺がどうしても力んでしまいます。
顎関節症のように顎に痛みが生じると、そこにつながっている肩に常に力が入る状態になります。
3つ目は姿勢が良くなることです。
顎関節症は姿勢の悪さから引き起こされている可能性があります。
姿勢の悪さが原因で顎関節症になり、これがさらに姿勢を悪化させるといった負のループにはまる可能性があります。
顎関節症を治し、負のループを断ち切る事で姿勢が良くなり、肩こりも自然と改善するでしょう。
今回は顎関節症と肩こりの関係をご紹介しました。
顎関節症や肩こりにお悩みの方は、今回の記事を参考にして、姿勢を正して生活すると良いでしょう。
また、痛みがひどい場合は早急に病院で診察してもらうことをおすすめします。
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院長:根岸 清人
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