肩こりは名前に入っているように、肩に違和感がある場合だけが肩こりと勘違いしている方は多いでしょう。
しかし、中には肩に違和感を感じるだけでなく、腕もだるくなる場合があるのです。
今回は肩から腕がだるいときは肩が原因になっている場合があることと、だるさを緩和する方法を紹介します。
腕がだるいのは首や肩から来ている場合があります。
首の筋肉の伸縮性が低下すると、肩へつながる血流が停滞します。
そして、腕を支える肩が疲労していると、腕に老廃物が蓄積しやすくなります。
腕がこっていてだるさを感じるのは肩や首が疲労している可能性が高いため、腕に違和感を感じている場合は首や肩のこりを緩和すると同時に腕のだるさも緩和する可能性が高いです。
特に最近ではスマホが普及しており、移動中にスマホを使用している方も多いでしょう。
腕を組むようにして、スマホを使用していると、腕と肩に負担がかかります。
また、下を見るようにしてスマホを使用している場合は、首の筋肉もこり固まる可能性があるので、ときどき肩や首を動かすと良いでしょう。
前項では肩や首の凝りを緩和することで、腕のだるさも緩和できる可能性があることを紹介しました。
次に肩こりを緩和する方法を紹介します。
肩こりの対策をする上で大切なことは、肩甲骨のストレッチです。
肩こりに深く関係している筋肉は肩甲骨を上にあげる役割を持っている肩甲挙筋と、肩甲骨を寄せる役割を持っている菱形筋です。
これらの筋肉をストレッチでほぐすことによって、肩甲骨の動きが良くなり、肩こりの緩和につながるのです。
肩甲骨を意識することが大切であるという知識を踏まえて、ストレッチを紹介します。
最初に両方の肘を曲げて、肘の先を肩の高さよりも上げます。
もし、上がらない場合は上がるところまでで構いません。
そして、手を軽く握って鎖骨の近くに置きます。
次に両方の肘を後ろにゆっくりと引きます。
ポイントは息を吐きながら5秒で肩甲骨を強めに寄せることです。
最後に肩甲骨を寄せたまま、肘を下げて力を抜きます。
この動作を5回行います。
そして朝と夜にそれぞれ5回ずつ行うことがおすすめです。
また、デスクワークをしている方は休憩時間に行うと効果的です。
今回は肩から腕がだるいときは肩が原因になっている場合があることと、だるさを緩和する方法を紹介しました。
紹介したストレッチは簡単に行えるので、毎日取り組みましょう。
当院は肩こりへの施術を行っていますので、肩こりがなかなか緩和しない方は当院にご相談ください。
電話でのお問い合わせ・ご予約は
院長:根岸 清人
経歴: