年齢を重ねるにつれて腰痛が悪化したという方も多いでしょう。
なかには、交通事故が原因でさらに腰痛が悪化してしまった事例もあります。
交通事故によって後遺症が残ってしまった方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、交通事故後の腰痛の症状や後遺症について解説します。
□交通事故で腰痛が悪化した場合に病院に行くときのプロセスとは?
交通事故によって腰痛が悪化した場合にどうしたらいいか分からない方も多いでしょう。
ここでは、交通事故で病院に行くときの流れを紹介します。
交通事故で怖いのは、数日経過してからの腰痛が悪化するケースです。
交通事故後に特に痛みを感じなくても、身体が衝撃を受けたのであればすぐに病院で診察を受けましょう。
病院に行くのが遅くなると、腰痛の悪化も長引いてしまう可能性が高まります。
もしも交通事故によって腰痛が悪化した場合は、損害賠償を請求できるケースがあります。
一般的に損害賠償の請求の可否は、怪我の程度によって変わってきます。
そのため、病院を受診した際にはできるだけ詳しく症状を伝えるようにしましょう。
また、診察先の病院を選ぶ際には、患者さんの話に真摯に向き合ってくれる病院や医者を選ぶようにしましょう。
□交通事故で腰痛が悪化する原因と後遺障害の認定ポイントを紹介します!
交通事故後に持病の腰痛が悪化する主な原因として、椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、腰椎捻挫、腰部脊柱管狭窄症の4つが挙げられます。
交通事故の具合によって腰症状や悪化の度合いは異なりますが、単に腰痛が悪化するだけではなく、神経の麻痺や腰骨の変形が起こる場合もあります。
また、交通事故後に腰痛が悪化した場合には後遺障害として認定されるケースがあり、慰謝料や逸失利益の受領ができます。
後遺障害の認定には、神経症状の有無が関わってきます。
神経症状がある場合には、後遺障害として認定される場合がほとんどです。
一方で、神経系に何の異常も見られない場合は、後遺障害として認定されないでしょう。
そのため、腰痛が後遺障害として認定されるためには精密な検査を受けなければならず、時間と労力が掛かります。
□まとめ
この記事では、交通事故後に持病の腰痛が悪化した方に向けて、症状や後遺症について解説しました。
症状の有無に関わらず、交通事故で身体に衝撃を受けた場合はすぐに病院で診察を受けるのが良いでしょう。
腰痛の悪化にお悩みの方で疑問点や質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。