正座できないほどの膝の痛みがあるのは、身体が危険信号を出しているからかもしれません。
年齢が上がるほど膝の痛みに悩まされる方は多くなりますが、それはなぜなのでしょうか。
今回の記事では、変形性膝関節症について解説します。
痛みを緩和させる方法もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
実は膝は、身体の中でも特に丈夫な関節の1つです。
その膝関節で正座できないほどに痛みがでたり、加齢と共に痛み出したりするのはなぜなのでしょうか。
この痛みの原因としてまず考えられるのが「変形性膝関節症」です。
変形性膝関節症では、関節の中にある軟骨がすり減ることで、痛みや腫れなどの症状が出ます。
変形性の関節症は股関節や腰でも起きるものですが、痛みが出るのはほとんどが膝だといわれています。
膝で多く症状が見られるのには、普段から膝にかかる負担が他の関節よりも大きいからです。
膝は全身の重みを支えるクッションのような役割を担っており、その負担によって軟骨の擦り減りがひどく進行しやすくなっています。
軟骨がすり減ると膝をスムーズに動かせなくなり、痛みを伴うようになるのです。
変形性膝関節症は、放っておけばどんどん進行していく疾患です。
進行を防ぐためには、膝への負担を減らしながら運動に取り組むことで膝の安定性を高めることが必要になります。
とはいえ、膝に痛みがあるままだとなかなか難しいですよね。
その痛みの緩和方法として、鍼灸をおすすめします。
鍼灸は、鍼(はり)とお灸(おきゅう)を使って、痛みへピンポイントにアプローチできるのが最大の魅力です。
変形性膝関節症では、痛みによって固まってしまった筋肉の緊張を緩和させることで、血液の循環を促し、痛みを緩和させることができます。
膝の痛みが緩和すれば、膝の可動域が広くなり、運動療法を続けていけるようになります。
膝の痛みで膝を動かさなくなると可動域が狭まり、状態が悪化するという悪循環に陥ってしまうので、早めに対処することが大切です。
正座できないほどの膝の痛みがあるという方は、まずはぜひ当院にてご相談ください。
一緒に改善していきましょう。
今回は、正座できないほどの膝の痛みの原因「変形性膝関節症」について解説しました。
変形性膝関節症では、膝への負担を減らしつつ運動に取り組むことが必要になります。
鍼灸で膝の痛みを緩和して、無理なく運動療法に臨めるよう身体を整えましょう。
電話でのお問い合わせ・ご予約は
院長:根岸 清人
経歴: