この記事をご覧のあなたは、寝起きの頭痛に悩まされているのでしょう。
毎日寝起きに頭痛がするということは、さまざまな原因が考えられます。
そこで、今回は毎日寝起きに頭痛がする原因についてご紹介します。
1つ目は、低髄液圧症頭痛です。
これは、脳や脊髄を浸している「髄液」の圧が低くなることで発症する頭痛です。
髄液圧が低くなる原因は不明ですが、低血圧の方によく見られる頭痛のため、血圧と密接な関わりがあると予想されています。
2つ目は、脳腫瘍による頭痛です。
脳腫瘍は、ガンの一種です。
早朝の頭痛が特徴で、吐き気や嘔吐などの症状もあります。
この頭痛は、起床してから痛みを感じるものではなく、「痛くて目が覚める」という表現が正しいでしょう。
3つ目は、睡眠時無呼吸症候群による頭痛です。
これは、睡眠中に何回も呼吸が停止したり、呼吸が浅くなったりして体が低炭素状態になる病気です。
4つ目は、週末頭痛です。
平日は働き、休日は昼まで寝るという方は多いのではないでしょうか。
昼まで寝られたものの、頭痛がして起きられないという経験をしたことはありませんか。
それは、平日の緊張状態が、休日になり解放されたことで、それまで収縮していた血管が広がることで、痛みを感じるからです。
5つ目は、寝具による緊張型頭痛です。
枕が高すぎて首に負担がかかり、凝りとなって頭痛を引き起こすことです。
6つ目は、睡眠中の脱水による頭痛です。
意外にも、睡眠中は汗や呼気などでたくさんの水分を失っているので脱水症状を引き起こします。
睡眠前にしっかり水分補給をしましょう。
その他、二日酔いやブルーライトによる頭痛も考えられます。
寝起きの頭痛がある時、コーヒーを飲むのは避けましょう。
緊張型頭痛の場合、筋肉の緊張によって頭痛が起こるので、コーヒーを飲むと筋肉がさらに収縮し、頭痛がひどくなる可能性があります。
しかし、片頭痛の場合、頭痛の発作が始まった段階であれば、コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物を飲むと症状が和らぐ場合があります。
症状が軽い場合や頻繁に頭痛が起きないという場合は、バファリンやロキソニンなどの鎮痛剤を服用することで症状が改善するでしょう。
今回は、寝起きに頭痛がする原因をご紹介しました。
頭痛は、大きな病気が潜んでいるサインであることも考えられます。
毎日寝起きの頭痛に悩まれている方は、一度来院くださいませ。
また、LINEで無料相談もできますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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院長:根岸 清人
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