自律神経の乱れは、ストレスや生活習慣が原因であることがよくあります。
身体の調子を整えるためには、まずは食生活から見直してみましょう。
ここでは、自律神経を整える食べ物と飲み物をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
GABAとは、γ-アミノ酪酸のことです。
人間の脳や神経の中にある神経伝達物質のことで、脳や神経をリラックスさせる効果があります。
自律神経の乱れは交感神経が常に活発化している状態であるため、GABAと取ることで適度に副交感神経を活性化することが可能です。
中玉のトマト1個分で適量のGABAが摂取できます。
体内にあるGABAの代謝を助けるのがビタミンB6、ビタミンB6を増加させるのがタンパク質です。
それぞれ一緒に摂取することでより自律神経を整える効果を発揮します。
にんにく・ヒレ肉・ささみ・青魚(カツオ・あじ・さんま)などがおすすめです。
トリプトファンは、幸せホルモンであるセロトニンを増やす栄養素です。
自律神経を整えるための必須アミノ酸に分類されますが、体内では生成できないため、食事で積極的に摂取するようにしましょう。
豆腐・味噌・チーズ・牛乳・米などが該当します。
炭水化物・ビタミンB6と一緒に摂取するのがおすすめです。
1.飲むヨーグルト
飲むヨーグルトには、タンパク質・カルシウム・トリプトファンが配合されています。
腸内環境を改善する効果もあり、自律神経を整えてくれるでしょう。
2.ココア
ココアには、カカオポリフェノール・タンパク質・カルシウム・ビタミンB1など、ストレス解消に役立つ様々な栄養素が豊富に含まれています。
自律神経を整えるテオブロミンも配合されており、効果抜群です。
3.オレンジジュース
ビタミンCを豊富に含むオレンジジュースは、ストレス解消に役立ちます。
最近プレッシャーがかかることが多かったり、ストレスを感じていたりする場合は、オレンジジュースを飲んでみましょう。
砂糖が入っていない果汁100%のものがおすすめです。
4.緑茶
緑茶に含まれるカテキンには、リラックス効果があります。
ビタミンC・カフェイン・テアニンも自律神経の沈静化を促す効果があり、日常的に飲んでおきたい飲み物です。
食事は、そのまま身体をつくる栄養素となります。
ストレスが溜まっていると、食欲が増加したり、逆に食欲減退してしまったりすることがあるでしょう。
しかし、そういう時こそバランスの良い食事を心がけることが大切です。
腹八分目の適量を意識しましょう。
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院長:根岸 清人
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