自律神経の乱れは、全身に様々な症状を引き起こします。
日常生活に支障をきたすことが多いため、多くの方が「健康的な生活を送りたい」と悩んでいることでしょう。
そのような方々にお伝えしたいのが、自律神経の乱れは自分で改善できるということです。
今回は、自律神経の乱れをセルフケアする方法をご紹介します。
自律神経の乱れが起きてしまう原因はたくさんありますが、その中でも特に「ストレス」と「生活習慣」が大きな影響を与えているといわれています。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類の神経のバランスを保つことが役割です。
しかし、そこに過度なストレスがかかった状態が続いてしまうと、常に交感神経が活発化した状態に陥ってしまいます。
さらに、生活習慣の乱れは体内時計の乱れを引き起こし、休みたい時でも交感神経が活発化し続けてしまう状態をもたらします。
そうして常に交感神経が活発化した状態が続くと、休んでいても身体が休まらず、なかなか疲れが取れない状態になってしまうのです。
こうした不調は全身に現れてしまいます。
1.気温に合わせて着脱しやすい服を着る
窮屈な服・気温に合っていない服は自律神経の乱れにつながりやすいです。
特にネクタイやスーツなどのフォーマルな服装は、心身にストレスを与えてしまうことがあります。
可能であれば、気温に合わせて着脱しやすい服装を意識してみてください。
2.栄養バランスの良い食事を規則的に取る
トリプトファン・ビタミンB6・炭水化物・タンパク質といった栄養素は、自律神経に影響を与えやすいのにもかかわらず、不足しやすい栄養素です。
栄養バランスの良い食事を意識して取るようにしましょう。
また、毎日同じ時間に食事を取ることも体内時計を整えられて効果的です。
今日からでもできることですので、ぜひ意識してみてください。
3.水分を取る
水を飲むと副交感神経が活発化するため、ストレスを感じている瞬間などでも効果を発揮します。
適度に水分を取ることで自律神経を整えましょう。
ただ、冷たいお水だと胃腸に負担をかけてしまうことがあるため、できれば常温水や白湯がおすすめです。
4.日差しを浴びる
日差しは、体内時計をリセットする役割があります。
起床時に日差しを5分でも浴びるだけで、身体が活動モードに切り替わり自律神経の切り替えを促すことが可能です。
自律神経の乱れを改善する方法を様々にご紹介しましたが、意外にも簡単にできることが多くて驚かれたのではないでしょうか。
今日からでもできることがたくさんありますので、ぜひ1つからでも意識して行ってみてください。
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院長:根岸 清人
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