自律神経とは体の働きを調整してくれる神経のことで、交感神経と副交感神経のバランスを取ることが非常に重要です。
そこで今回は、自律神経を整えるツボやツボを押す際の注意点について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□自律神経を整えるツボの場所とは?
自律神経を整える方法として、自律神経に関わるツボを押すのも効果的です。
ツボを押すことで血流が改善され、副交感神経の働きも良くなります。
1つ目にご紹介するツボは、「爪の付け根」です。
爪の付け根にはいろいろな神経が集中しています。
そのため、刺激してあげることで血流の改善が期待できます。
仕事中でもマッサージしやすく、ふとした隙間時間にマッサージしてあげることで副交感神経が活発にな
ます。
ツボを押す強さは、指先が暖かくなって心地よく感じるくらいを目指しましょう。
なお、薬指を押すと交感神経が刺激されるので、薬指だけマッサージしてしまうとむしろ逆効果です。
2つ目にご紹介するツボは、「労宮」です。
労宮は、拳を握ったときに中指と薬指の間にあるツボです。
ストレスや緊張、不安を緩和する効果があるので、精神的に疲れているなと感じた際に刺激してみてください。
3つ目にご紹介するツボは、「天柱」です。
天柱は首の後ろにあり、自律神経のバランスを調整する効果があります。
肩こりの緩和や疲労回復の効果もあるので、習慣的に押すと良いでしょう。
効果を高めるためには、押しながら首を回してみましょう。
4つ目にご紹介するツボは、「風池」です。
風池は髪の生え際にあるくぼみと、耳の後ろの出っ張った骨の下端にあるへこんだくぼみ付近のツボです。
頭痛の緩和や血行改善、眼精疲労や肩こりを改善する効果があるので、こちらも習慣としてマッサージすると良いでしょう。
□ツボを押す際の注意点とは?
強い刺激を与えすぎると交感神経が活発になり、自律神経がさらに乱れる可能性があります。
また、血が流れる経路は皮膚の表面付近を通っているので、そこまで力を込めて押す必要はありません。
なお、ツボを押してあげることで自律神経を調整する効果はありますが、あくまでも応急処置的なものであり、自律神経失調症を完全に治していくには原因からつぶしていく必要があります。
□まとめ
今回の記事では、自律神経を整えるツボやツボを押す際の注意点について解説してきました。
ご紹介したツボを押すことに加え、ストレスのコントロールと生活習慣の改善が大切です。
当院ではweb予約、無料相談を受け付けておりますので、身体の不調が気になる方は当社までお問い合わせください。
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院長:根岸 清人
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