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肩こり解消のツボとは?肩こりが起こる原因と予防方法についても解説!

2023年12月20日(水)06:00
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代人の生活習慣は肩こりを引き起こす要因に満ちています。
そのため、肩こりで悩まされている方は決して少なくありません。
この記事では、肩こりの原因を理解し、それを予防する方法と共に、効果的なツボを紹介します。
肩こりに悩む方々にとって役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。
 

□肩こりが起こる原因と予防方法

 

*姿勢と視覚疲労が引き起こす肩こり

 
肩こりの主な原因は、不適切な姿勢と視覚疲労です。
長時間のデスクワークや細かい作業は、首を前に突き出す姿勢になりがちで、これが肩周辺の筋肉に緊張を生じさせます。
また、パソコン画面やスマートフォンの長時間使用は眼精疲労を引き起こし、それに連動して首や肩の筋肉も緊張します。
このような日常の小さな癖が肩こりを引き起こすのです。
 

*運動不足とストレスによる肩こり

 
現代人は運動不足に陥りやすく、これもまた肩こりの大きな原因となります。
筋肉は適度な運動によって柔軟性が増し、血流も改善されます。
これにより、筋肉がこわばりにくくなり、肩こりを予防できるのです。
また、ストレスは筋肉を緊張させるため、心理的な要因も肩こりに大きく関わっています。
適度な運動とストレスマネジメントが、肩こりの予防には不可欠です。
 

*肩こり予防策としての運動とストレッチ

 
肩こりの予防策としては、定期的な運動やストレッチが効果的です。
散歩や軽いジョギングなどの全身運動は血流を促し、肩こりを引き起こす筋肉の緊張を和らげます。
また、日常的にデスクワークを行う方は、定期的なストレッチや短い休憩を取り入れることで、長時間の同じ姿勢による筋肉の緊張を予防できます。
 

□肩こり解消のツボ

 
1:手三里(てさんり)
 
手三里の位置は、肘を曲げたときにできる横じわの外側の端から手の方向に指3本分のところです。
このツボは、手首の動きや指の伸縮に関わる筋肉、長橈側手根伸筋に存在します。
特にパソコン作業中に負担がかかるため、このツボを刺激することで肩こりの緩和に繋がります。
 
2:風池(ふうち)
 
風池は、耳の後ろの骨と後頭部中央のくぼみの中間に位置するツボです。
首の動きに関わる頭板状筋にあり、首を伸ばしたり回旋させたりする動作をサポートします。
デスクワークなどで首が前に出る姿勢をとるときに、このツボを刺激することで緊張を和らげる効果が期待できます。
 
3:肩外兪(けんがいゆ)
 
肩外兪は、肩甲骨の内上角にあるツボで、肩をすくめる動きに関与する肩甲挙筋に位置するツボです。
不良な姿勢からくる肩こりには、この肩甲挙筋が大きく関わっています。
肩外兪を刺激することで、肩の重だるさや痛みの緩和に繋がります。
 
4:中府(ちゅうふ)
 
中府は、鎖骨の下のでっぱりから指1本分下のところにあります。
腕を前に出す動作に関わる小胸筋に位置するツボで、特にデスクワークやパソコン使用時に酷使される筋肉です。
中府を刺激することで、肩が内側に巻くような状態を緩和し、肩こりの軽減に効果的です。
 

□まとめ

 
今回は、肩こりが起こる原因とその予防方法、そして肩こりを改善するためのツボについてご紹介しました。
肩こりは日常生活のさまざまな要因によって引き起こされますが、適切な知識と対策をもっていれば、その不快な症状を軽減可能です。
この記事が、肩こりに悩む多くの方々にとって、快適な毎日を送るための一助となれば幸いです。

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院長:根岸 清人
経歴:

  • 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
  • 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
  • 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
  • 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
  • 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
  • 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
  • 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。

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