長時間デスクワークで身体の不調を感じているあなた、仕事に集中したいのに腰痛が気になっていませんか。
実はその腰痛はデスクワークが原因になっているかもしれません。
この記事ではそんな方に向けて腰痛が起こる原因と改善方法について解説していきます。
ぜひお悩みの方は参考にしてください。
デスクワークで腰痛が起きる原因は、長時間同じ姿勢での作業や、猫背などの姿勢が悪くなっていること、椅子や机の高さ、環境が原因で腰に負担がかかり、痛みや痺れを引き起こすことが考えられます。
1:長時間同じ姿勢での作業
同じ姿勢を長時間続けることは、腰回りの筋肉を酷使し、疲労を蓄積させてしまいます。
デスクワークは、座ったまま長時間作業することが多いため、腰回りの筋肉が疲労しやすく、血行が悪くなってしまうのです。
2:姿勢が悪くなっていること
猫背や前かがみなど、姿勢が悪くなると、腰への負担が大きくなり、痛みや痺れを引き起こしやすくなります。
また、腕を組んだり、机に肘や頬杖をつくなどの習慣も、姿勢の悪化につながります。
3:椅子や机の高さ、環境が原因
椅子や机の高さ、パソコンの位置などが適切でない場合も、腰に負担をかけてしまうことがあります。
例えば、椅子の高さが低すぎると、腰が丸まりやすくなります。
また、パソコンの画面が低すぎると、首が前に出て猫背になりやすくなります。
デスクワークによる腰痛を改善するためには、正しい姿勢での座り方、ストレッチ、オフィス環境の見直し、グッズの活用など、さまざまな対策があります。
1:正しい姿勢での座り方
デスクワーク中は、骨盤を立てて背筋を伸ばした座り方を意識しましょう。
ポイントは、椅子に深く座り、背もたれと背中の隙間を無くすことです。
また、テーブルに置く肘の角度を90度に保つようにすると、背筋が自然と伸びます。
2:ストレッチ
オフィスでのストレッチも、腰痛対策に効果的です。
以下のような周りの目を気にせず、取り組めるストレッチがおすすめです。
・太ももの周りを伸ばすストレッチ
スクワットをする要領で、椅子からゆっくり立ち上がり、ゆっくり座る動作を繰り返します。
この動きは、筋肉の引き延ばし効果があります。
・ドローイン
お腹に意識を集中し、お腹をへこませながら息を吐き切り、ゆっくりと息を吸う動作を繰り返します。
腹横筋を刺激することで、体幹を鍛え、腰回りを強化することができます。
・骨盤を動かすストレッチ
両手を腰に当て、息を吐きながらおへそを見るように背中を丸め、ゆっくりと顔を上げて胸を張ります。
この動作を5~10回程度繰り返すと効果的です。
3:オフィス環境の見直し
デスク周りの環境を見直すことも大切です。
椅子の高さが、両足の裏が床にべったりとつく高さになっているか確認しましょう。
また、机に向かった時に、モニターと目の高さが同じになるように、机の高さも調整しましょう。
4:グッズの活用
チェアクッションや腰痛ベルトなどのグッズを活用するのもおすすめです。
これらのグッズは、腰への負担を軽減し、姿勢をサポートする効果があります。
デスクワークによる腰痛は、長時間同じ姿勢での作業や、姿勢が悪くなっていること、椅子や机の高さ、環境などが原因で起こります。
改善策としては、正しい姿勢での座り方、ストレッチ、オフィス環境の見直し、グッズの活用などが挙げられます。
これらの対策を実践することで、腰痛から解放され、快適なデスクワーク環境を実現できるでしょう。
さらに、腰痛の根本的な改善を目指すなら、鍼灸治療も検討してみてはいかがでしょうか。
鍼灸治療は、体のエネルギーバランスを整え、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、腰痛の緩和に効果的です。
デスクワークによる慢性的な腰痛に悩まされている方はぜひ検討してみてください。