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鍼の痛い時と痛くない時|部位や状態によって違う!鍼治療の痛みについて

2024年09月20日(金)06:00

鍼治療に興味はあるけど、痛みが不安でなかなか踏み出せない…
そんな方は多いのではないでしょうか。
鍼治療は、体の不調を改善する効果が期待できる一方、痛みを伴う施術というイメージを持っている方もいるかもしれません。
今回は、鍼治療の痛みについて、部位や状態によってどのように違うのか紹介します。
安心して治療を受けられるように、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

□施術時の鍼について

 

鍼治療の痛みは、注射針と比べて細く、形状も異なるため、ほとんど痛みを感じないことが多いです。

鍼灸治療で使われる鍼は、注射針と比べて非常に細く、髪の毛に近い細さです。
注射針は、採血用の注射針が約0.7mm、インフルエンザなどの予防接種の注射針が約0.5mmなのに対し、鍼は太い物で0.25mmは細い物は0.10mmです。
そのため、皮膚への抵抗が少なく、痛みを感じにくいのです。

また、鍼の先端は、注射針のように斜めに細く尖っているのではなく、皮膚や筋肉の間を通れるように丸みを帯びています。
この形状により、刺入時の痛みを軽減する効果があります。

鍼は、ステンレスや金、銀などの金属で作られており、材質によって刺入時の痛みが異なります。
ステンレス製の鍼は最も一般的ですが、金や銀製の鍼は、より滑りが良く、痛みを感じにくいといわれています。

 

□鍼治療の痛い時と痛くない時

 

部位によって鍼の刺激に対する反応は異なります。
神経が密集している場所や、痛みがある場所、慢性的にこっている場所などは、特に注意が必要です。

1: 神経が密集している場所

神経が密集している場所は、より敏感で、鍼の刺激を強く感じやすい傾向があります。
例えば、顔面部は、コミュニケーションをとるために細やかな表情をつくるため神経が密集しており、細い鍼を使用することが一般的です。

2: 痛みがある場所

痛みがある部位は、刺激に対して敏感になっているため、鍼を刺すと痛みを感じやすくなります。
しかし、痛みを和らげる目的で鍼治療をする場合もありますので、施術を受ける前に一度ご相談ください。

3: 慢性的にこっている場所

慢性的にこっている場所は、筋肉が硬くなっているため、鍼の刺激を感じにくい場合があります。
しかし、鍼治療によって筋肉が緩むと、今まで感じなかった刺激を感じるようになることもあります。

 

□まとめ

 

鍼治療は、部位や状態によって痛みを感じやすさが異なります。
神経が密集している場所や、もともと痛みがある場所、慢性的にこっている場所などは、痛みを感じることがあります。
しかし、鍼は注射針よりも細く、形状も異なるため、ほとんど痛みを感じないことが多いです。
鍼治療を受ける際には、事前に相談してからあなたに合った施術を受けましょう。


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