みなさんこんにちは。
世の女性の中にはなかなか赤ちゃんに恵まれず、病院の不妊治療を繰り返している女性が少なくありません。
一般的には良質な卵子が育ちにくいケースが多いと考えられています。
質の良い卵子とは、単純に言うと受精する能力がある卵子を意味します。
このような良質な卵子を育てるためには、卵胞・卵子の成長過程の環境を整える必要があると言われています。
そこで今回は不妊治療に悩む女性のために、卵子の質の低下の理由と、なぜ鍼灸治療が卵子改善に良い理由についてお話ししたいと思います。
多くの女性が悩む「冷え」は、自己治癒力を低下させる要因です。
東洋医学では「冷えは万病のもと」と言われるように、冷えは身体に大きな影響を及ぼします。
科学的にも、体温が一度下がると免疫力が30%低下し、生殖機能の低下をもたらすと言われています。
そのため、冷えは妊娠に大きな影響を及ぼしていること近年明らかになってきています。
人間は無理な仕事やストレス、生活習慣など様々な原因により血液の流れが悪くなり、冷えに繋がりやすくなります。
徐々に体の芯に冷えが生じて自己治癒力が低下し、良質な卵子が育ちにくくなってしまうのです。
鍼灸を行うことで、まず自律神経の乱れや血流の改善に役立てることができます。
自律神経が整うことでホルモンバランスが改善され、また血流の改善によって腹部まわりや骨盤まわりの冷えも改善されます。
さらにホルモンバランスも改善されることで子宮と卵巣が活動しやすい環境が整ってきます。
鍼灸治療を施すことで、妊娠しやすい身体に近づくことができます。
世界保健機関(WHO)は、鍼灸治療が不妊治療に効果があるとはっきりと公言はしていませんが、生理不順や性機能障害の改善効果があることは認めています。
そのため、少なからず不妊治療への効果も期待することはできます。
不妊治療のための鍼灸治療を受けるためには、鍼やお灸を使った治療を専門とした施設で受けるのが一般的です。
治療を受ける前にまず自分の体の状態と体質をしっかりと確認してもらいます。
最初の診察を終えたら、鍼とお灸で不妊症に効果的なツボや患部に刺激を与えていきます。
個人差にもよりますが、基本的に週に一度、3か月から半年間通うのを目安にしましょう。
以上で不妊治療の要因と不妊症に鍼灸治療法が良い理由をご説明いたしました。
今でも不妊に悩んでいる女性が多くいらっしゃいます。
そのような女性の悩みを一人でも解消できるよう、当店では鍼灸での不妊治療に力を入れております。
不妊にお悩みの方は、是非一度当店へお気軽にご相談くださいませ。
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院長:根岸 清人
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