「肩が重い…この肩コリがなければもっと元気に動けるのにな…」
こんな風に思っている方はいらっしゃいませんか。厚生労働省が実施した国民生活基礎調査におうても、肩コリは上位の常連です。もはや、国民病と言っても過言ではないですよね。そんな肩コリですが、肩周りの血行が悪化したり、血流が滞ったりすることが原因であるようです。
では、そうした原因がある肩コリを改善するためには、どんな治療法が考えられるのでしょうか。
代表的なものに、鍼灸治療とマッサージがあります。両者について、それぞれ解説いたします。
鍼灸治療とは、東洋医学の治療法の一つです。体のあちこちにはツボがあります。そして、そのツボを鍼やお灸で刺激することによって、血流を改善し、体の不調改善を図るのが鍼灸治療です。
鍼と聞くと身構える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、鍼は、0.2mmの細さしかなく、かつ弾力があるため、さほど痛みは感じないようです。
そして、鍼灸治療は、人間が生来持っている自然治癒力を利用します。ツボを鍼やお灸で刺激すると、体は組織を破壊されたと感じます。そして、それを受けて、人間の自然治癒力が働き始めます。そして、その結果、血流・血行が改善されるのです。
マッサージとは、血流の改善やリンパ循環の改善を目的として行う手技療法のことです。
「マッサージしてよ…」のように一般的に用いられる言葉でもありますが、マッサージを業として、すなわち、職業として行うためには国家資格が必要です。国家資格の正式名称は、あん摩マッサージ指圧師といいます。その資格がなければマッサージ師を名乗ってはいけないのですが、マッサージという言葉が一般的に流布しており、分かりやすいということがあって、無資格で行なっているものも存在するようです。
マッサージは「癒し」「その場が楽になる」ことを目的としたものが多いようです。
それは人によりけりという他ありません。肩コリひとつとっても、いかなる原因の肩こりか、どれほどの重さの肩コリか、などなど様々です。そのため、その症状の数だけ、効果的な方法も存在することになります。
もっとも、鍼やお灸の方が効きがいい!、マッサージしてもらうのが好き!といったように、ある程度好みがはっきりしている場合はその施術を受けるのがおすすめです。
今回はひどい肩コリに対する治療法として、鍼灸治療とマッサージの二つをご紹介いたしました。もちろん、上記の二つとも行っている治療院も存在します。参考にしてみてくださいね。
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院長:根岸 清人
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