「ガチガチにこり固まった岩のような肩・・・どうにかしたい!」
現代社会において、肩こりに悩まされる方が多くいらっしゃいます。
実は、慢性的な肩こりをお持ちの方にはいくつかの共通点があります。
そしてそれは決して遺伝や病気などではなく、生活習慣に関することなのです。
肩こりは一種の生活習慣病であると言えるかもしれません。
肩こりを悪化させるような悪い癖をやめることが、肩こり解消への近道だと考えてよいでしょう。
今回は、肩こりが悪化する生活習慣についてご紹介します。
ご自身の生活習慣と照らし合わせてみましょう。
「肩こりは一種の生活習慣病だ」と前述しました。
普通、生活習慣病と聞いて連想されるのは糖尿病や高血圧などかと思います。
それらは食生活が主な原因になって起こる生活習慣病ですよね。
しかし、肩こりに関係しているのは常にあなたがどんな姿勢で生活しているのかという生活習慣なのです。
肩こりの主な原因は、
・長時間同じ姿勢
・眼精疲労
・運動不足
・ストレス
この4つであると言われています。
特に、間違った姿勢を長時間とっていると肩こりの直接的な原因になります。
人間の頭の重さは5~6キロもあるので、それを支える首や肩には常に大きな負担がかかっています。
正しい姿勢ならば真下に頭の重さがかかるので、首や肩への負担は最低限に抑えられるのですが、頭が前に突き出た体勢が続くとその周囲の筋肉に余分な負担がかかり、肩こりになってしまうのです。
デスクワークでパソコンを日常的に使用する方は多くいらっしゃると思います。
「昔はそんなことなかったのに、仕事を始めてから肩が凝るようになった」
その原因はただ年を取ったからではなく、肩こりの原因を詰め込んだパソコン作業を仕事でするようになったからなのです。
デスクワークは「長時間同じ姿勢」で画面を見つめるので「眼精疲労」の原因にもなり、体を動かさないので意識的に運動をしないと「運動不足」になりますし、なにより仕事の「ストレス」がかかります。
こんなに肩こりになりやすい仕事はデスクワークの他にありません。
今回は肩こりの原因になる生活習慣についてご紹介しました。
デスクワークには、肩こりの原因になり得る要素が揃っているのですが、だからといって簡単にデスクワークから離れることはできません。
オフィスワーカーが肩こり改善のためだけに職を変えるなんて、現実的ではありませんよね。
大切なのは自分の姿勢を改善しようと努めることです。
常に正しい姿勢でいることを意識しましょう。
また、1時間ごとに姿勢を変えたり、体を軽く動かすストレッチも肩こり防止におすすめです。
電話でのお問い合わせ・ご予約は
院長:根岸 清人
経歴: