こんにちは、きよ治療院です。
妊娠までの道のりにおいて、卵子の質というのは非常に大事な要素です。
なかなか着床しない…という悩みをお持ちの方で、鍼灸という治療法があるのをご存知でない方もいらっしゃるかもしれません。
実は、鍼灸治療は卵子の質を改善するのに効果的な治療法なのです。
そこで今回は、なぜ鍼灸治療が卵子の質の改善に役立つのかについてお話しします。
そもそもどうして卵子の質が下がってしまうのでしょうか。
卵胞は、排卵に至るまでに
原始卵胞→1次卵胞→2次卵胞→前胞状卵胞→胞状卵胞→排卵前の成熟した卵胞
という過程を200日ほどの期間で辿ります。
つまり、健康的な卵子を育むためには、卵胞と卵子が卵巣の中で成熟する過程が非常に重要です。
母体に備わっている根元的な力として再生力・妊娠力・免疫力・調整力などがあり、東洋医学ではこれらの力を総称して「自己治癒力」と言います。
実は、この自己治癒力が成長を妨げる様々な要因から卵胞・卵子を守って、発育をスムーズに促しているのです。
しかし、「冷え」はこの自己治癒力を低下させてしまいます。
また現代では、仕事や人間関係によるストレスや生活習慣の乱れなどから気血の流れに滞りや偏りが起こり、それが結果的に体の芯の冷えを引き起こしてしまいます。
東洋医学に基づく鍼灸治療は、気血の流れを良くして冷えを解消させるのに効果的です。
冷えが解消されると、自己治癒力も回復します。
そのため、良質な卵子を発育できる環境が体内に整います。
また、鍼灸治療には、刺した鍼の刺激が自律神経系や免疫系に働きかけることや、お灸の熱刺激によって血行促進が促されるという効果があります。
先ほど、冷えをもたらす要因にストレスや生活習慣の乱れを挙げました。
鍼灸治療は、自律神経系に働きかけることによって、自律神経バランスやホルモンバランスを整えます。
これには、生理周期を安定させる効果もあります。
また、鍼灸治療が不妊症の改善に効果的であることは、世界保健機関(WHO)も認めているので、安心して治療を任せられるのではないでしょうか。
今回は鍼灸治療が卵子の質の改善に役立つということについてお話ししました。
鍼灸治療は、不妊症の他にもダイエット効果も期待できる治療法です。
お身体に関するお悩みや精神的なストレスを抱えている方は、一度鍼灸治療を検討してみてはいかがでしょうか。
当院ホームページには施術案内も記載していますのでぜひお気軽にご覧ください。
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院長:根岸 清人
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