針治療を受けたことがない方は、注射と同じ感覚で絶対痛いはずと考えておられる方が多いですが、実際はまったく痛くありません。
今回は、なぜ鍼灸治療は注射と違って痛みがないのかについて紹介していきます。
鍼灸治療とは幹部やツボなどに刺激を与えて自然治癒力を回復させる治療法です。
人の身体にはたくさんの「ツボ」と言われるものがあります。針や灸でツボを刺激して小さな傷をつけます。この傷を治そうとすることで自然治癒力や免疫を高めるのです。
針の直径は0.12ミリから0.44ミリまでであり、長さは3センチから8センチ程度です。みなさんおなじみの注射針の直径は0.7ミリから0.9ミリです。比較すると鍼灸治療で使用する針の小ささがおわかりいただけると思います。
針治療は肩こり、冷え症、リラックス効果のほか、最近では不妊治療のための利用も注目されています。
よくテレビなどで、芸能人やスポーツ選手の方が、体にたくさんの針を打ち治療を受けられているところを見ますよね。
実は、鍼灸治療というのはまったく痛みがないのです。
なぜなら、痛みを感じないように工夫されているからです。
まず、ハリの細さは極細であるため、皮膚に打っても痛みを感じにくいほどなのです。
注射や画鋲と同じように針には変わりないのになぜ痛みを感じないのかというと、人間の皮膚は細い針の場合、痛みを感じないような仕組みになっているからです。
画鋲や安全ピンなどは直接さわったら痛みを感じますが、蚊にさされている時は痛みを感じることは少ないです。
このように痛みに違いがあるのは、針の太さと人間の皮膚の仕組みが関係しているといえます。
また、管鍼法を使った治療を行なっているのも痛みを感じない工夫の一つだと言えます。
ハリを打つ際に菅を通すことによって打ちやすくなり、曲がってしまうこともないので皮膚の痛みが最小限で済みます。
基本的に自律神経のバランスを整える効果があります。
自律神経が原因となって生じる疾患は、鍼灸治療を行うことにより、だいたい改善することができます。
最近では、不妊治療にも取り入れられるということで話題にもなっています。
ぜひ、自律神経が原因で身体の不調に悩んでおられる方は、鍼灸治療を受けられることをおすすめします。
今回は鍼灸治療はなぜ注射と違って痛みがないのかについて紹介しました。
ぜひ、鍼灸治療をお考えの方はきよ治療院にお越しください。
当院では上記で紹介した鍼灸治療も行なっており、あなたに合った最適な治療をいたします。
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院長:根岸 清人
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