肩こりって、いつの間にか始まっていて気づいたら日々悩まされている、なんてことも多いですよね。
肩こりの代表的な原因は何かを考えると、大抵の人は頭痛や眼精疲労を思い浮かべると思います。
しかし、肩こりの原因は他にも様々あって、意外と知られていないものも多いです。
そこで今回は、多くの人が悩まされている肩こりの意外な原因をご紹介しようと思います!
【あなたは知ってる?肩こりの意外な原因】
・腰痛が原因
肩こりになる前に、腰に違和感を覚えていたり痛みがあったりする人は、二次的に肩こりになる可能性があります。
背骨(腰)は肩甲骨・上腕骨と一つのユニットとして成り立っているので、腰に痛みやかゆみがあると、肩こりの原因となります。
腰の痛み自体は、デスクワークや家事・重い荷物の運搬などで腰にストレスがかかることが原因になります。
・足首が原因
特に女性の方に多い原因が「足首への負担」です。
「肩こりなのになぜ足首?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、ヒールなどの高い窟を長時間履いていると、足首への負担が多くなり、足首の負担が膝、腰、肩、首へと波及していってしますのです。
・ストレスが原因
ストレスが溜まることで自律神経が破綻してしまうことがあります。
自律神経は血管の拡張や収縮をコントロールしていて血圧に影響を及ぼしています。
もし、ストレスが原因で自律神経が乱れてしまうと、肩周囲筋の血流が滞り、肩こりになる可能性が出てくるわけです。
・胃腸の疲れが原因
内臓の疲れが肩こりの原因になることもあります。
内臓が疲れると、その経路に沿って筋肉が硬くなります。
そして、胃の経路は鎖骨の周りを流れ、小腸の経路は肩甲骨の周りを流れています。
つまり、胃腸が疲れると胃腸の経路の流れが悪くなり、鎖骨の周りの筋肉が硬くなることで動きが悪くなります。
鎖骨の周りの筋肉が硬くなるので肩こりが生じてしまうということです。
・歯痛が原因
歯が痛いと、その痛い歯を使わないように無意識に普段と違った噛み方をするようになります。
あごの筋肉は首の筋肉と連動していて、首の筋肉は肩の筋肉と連動しているのですが、普段と違う噛み方をすることで、今までと違う負荷がかかるので、肩こりに繋がってしまいます。
いかがでしたか。肩こりの原因として知らなかったこともあったのではないでしょうか。
原因を知れば、今後肩こりを悪化させるのを防ぐことができます。
ぜひ参考にしてくださいね。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。