1日中デスクワークをしている方、ついつい猫背になりがちで、いつも肩こりに悩まされている方必見!なぜ肩こりはおきるのか、その原因と予防法についてご紹介します。
■肩が凝るとは?
肩が凝るとは、簡単にいうと筋肉が緊張している状態、つまり筋肉が縮んで固くなった状態です。
筋肉をつかうと、筋肉が縮もうとします。肩が凝った状態というのは、筋肉が常に縮んで固くなっている状態です。
■肩こりの原因
人間の頭はとても重く、ボーリングほどの重さがあります。
例えば、猫背の人であれば、肩が丸まり、頭が前にでている状態です。この場合、首と肩の筋肉で頭を支えています。この状態が長時間続くと、首と肩の筋肉が縮み続けて固くなり、肩が凝ります。
そのため、長時間デスクワークをしている人や、長時間パソコンに向かっている人など、常に一定の姿勢をしている人は、肩周辺の筋肉を緊張させ続けるため、肩こりの原因となります。
■肩こりの予防法・肩こりを治すには?
①同じ姿勢を続けない
肩こりの原因でも述べたように、一定時間同じ姿勢(特に頭が前に出ている状態)でいると、首や肩に大きな負担がかかります。そのため、一定時間同じ姿勢をとらず、こまめに首や肩の緊張状態をほぐすことが大切です。
15分か20分おきに休憩をとり、肩甲骨をまわしてあげると、縮こまった筋肉を伸ばしてあげれます。
②軽い運動をする
縮こまった筋肉は、動かしてあげることでほぐれます。そのため、肩の周りを動かしたり首を回したりすることで、首や肩周辺の筋肉がほぐれます。
ウォーキングやジョギングをして、全身の筋肉を動かし、身体だけでなく、気持ちもリラックスさせることで、筋肉にも良い影響があるでしょう。
また、運動を続けることで、全身の血流を改善して、日ごろから肩こりになりにくい身体をつくれます。
③マッサージ
肩こりに一番即効性のある方法です。しかし、頻繁にマッサージや整体に行くのはお金も時間もかかりますよね?
そこで、自分自身でマッサージしてみるのも良いでしょう。
お風呂にゆっくりつかって筋肉をもみほぐしてあげる、テレビを見ながら空いた時間にマッサージをしてあげる。
毎日少しずつ筋肉をほぐしてあげると、1週間後や1か月後には、大きな違いがでてくるでしょう。
いかがでしたか?
今回は、肩こりの原因と予防法を紹介しました。大勢の人が肩こりに悩まされている近年、肩こりの原因を知り、少しでも肩こりが改善されるように予防していけると良いですね。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。