こんにちは。きよ治療院です。現在ではデスクワークを必要とする仕事が非常に多いです。
そのデスクワークで悩まされるのが、肩こりです。
多くの人が悩んでいる肩こりは症状がどんどん悪化していき日常生活に支障を来すようになることも多いです。
そんな肩こりを改善するには鍼灸治療です。
鍼灸治療の名前ぐらいは知っている方は多いと思いますが、実際鍼灸治療でどのようにして肩こりが改善するのかは知らない方がほとんどだと思います。
そこで今回は鍼灸治療がどのようにして肩こりに作用するかご紹介していきたいと思います。
■肩こりのメカニズムと症状
肩こりとは、肩の周りにある筋肉が緊張、疲労することによって血行が悪くなって起こるものです。
筋肉は凝り固まった状態になると、自律神経の働きに障害が起こり、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、不眠や眩暈など自律神経症状が現れます。
肩こりの症状の最初は首から肩にかけてなにか重りのようなものを付けている感覚になり、不快になるという症状ですが、それが進行してひどくなると吐き気、頭痛、眼精疲労などの症状が起こることがあります。
■肩こりの原因
肩こりの原因は様々ですが、ストレートネックという、不自然に首の骨がまっすぐな状態になってしまうことも原因の一つと考えられます。
パソコンでの作業やスマートフォンの長期の使用など現代人はきっても切れないデスクワークなどが原因であることが多いです。
また運動不足やパソコンやスマホの使い過ぎが原因の目の疲れも肩こりにつながります。
様々な原因から起こる肩こりですが、治療法の一つに「鍼灸治療」があります。
■鍼灸治療で肩こりが治る!
鍼灸とは東洋医学の考えに基づいて体を健康な状態にする治療法で、三千年以上前から長く受け継がれてきました。
心身のさまざまな不調を改善することに加え、美容的な効果も期待できることから、注目されています。
鍼灸治療は、私たちの体に備わっている自然治癒力と深く結びついており、例えば、皮膚に鍼をさすと組織が破壊されたと認識してたくさんの成分が分泌され皮膚を新たに生成しようとします。
自然治癒力により新陳代謝が上がって血行がよくなり、肩こりの改善ができるのです。
■おわりに
鍼灸治療では、肩こりの症状の度合いによって鍼の太さを変えるなど、個人に合った治療ができます。
また、肩こりは放っておくと重大な病気になってしまうことがあるので、ぜひ鍼灸治療で改善しましょう。
ご不明な点や疑問点がございましたら、当院までお気軽にご相談ください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。