不妊でお悩みの方の中には、鍼灸治療で卵子の質を上げられるか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
不妊治療の方法は様々ですが、鍼灸治療は気休めだと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、鍼灸治療をすると卵子の質を上げることは可能です。
では、どうして卵子の質が上がるのでしょうか。
この記事では、その理由を2つご紹介いたします。
○どうして卵子の質は悪くなるの?
卵子の質は年とともに悪くなると言われていますが、それ以外でも様々な理由で卵子の質は悪くなっています。
まずはその原因の2つをご紹介いたします。
・原因1:卵子に栄養が届かなっている
卵子が健康な栄養状態でないと、妊娠の確率が高くなる卵子は育ちにくいです。
これは血流が悪かったり、食生活が悪かったりと老いとは無関係の部分なので、改善の余地があります。
血流が悪いと、栄養が十分に運ばれないので、栄養状態が悪くなります。
また、食生活が乱れているとそもそも運ばれる栄養が少ないので、卵子の栄養状態が悪くなるのは想像できますよね。
こういった点を改善すると、卵子の質の上昇が期待できます。
・原因2:ホルモンバランスが適切でない
ホルモンバランスが適切でないと卵子の質は悪くなります。
というのも、排卵をコントロールしているのはホルモンだからです。
もし乱れたままにしておくと、生理周期が早すぎたり遅すぎたりして、十分に成長していない卵子や元気がなくなった卵子を排出してしまう危険性があります。
○鍼灸治療の効果
・効果1:血流改善効果
鍼灸治療をすると血流改善効果が見込まれます。
鍼灸治療ではツボを針で刺すことによって、血の巡りを良くするからです。
こうすると、卵子にも十分な血液が行き届いて卵子の質が上がることが期待できますよね。
・効果2:ホルモンバランスを改善する効果
針治療には自律神経を整える効果があります。
そして、排卵に関わるホルモンは自律神経と密接に関わっているので、自律神経を整えるとホルモンバランスも改善されていくのです。
これによって、排卵のタイミングが整い、卵子の質が上がるのですね。
*まとめ
ここまで、鍼灸治療で卵子の質が上がる理由についてご説明いたしました。
卵子の質を悪くする原因は卵子の栄養状態とホルモンバランスにあります。
その2つの要因を改善する効果が鍼灸治療にあるので、鍼灸治療は有効ということが分かりましたね。
鍼灸治療は不妊にお悩みの方にとって非常に有効な治療法と言えます。
もし興味のある方や疑問点をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽にきよ治療院にご相談ください。
疑問点を解消して適切なアドバイスをいたします。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。