こんにちは、きよ治療院です。
「不妊治療に鍼灸治療を利用してみようかな。」とお考えの方はいらっしゃいませんか?
鍼やお灸を用いて治療する鍼灸治療は、卵子の質を向上させるなど、妊娠しやすい身体をつくるのに効果的な治療法です。
では、鍼灸治療を利用する場合にはどれくらいのペースで治療を受けるのが良いのでしょうか。
また、治療期間はどれくらいの長さが望ましいのでしょうか。
そこで今回は、不妊治療に鍼灸治療を利用する場合の治療期間とペースの目安についてお話しします。
□治療の期間について
治療期間の目安としては半年〜8ヶ月ほどが望ましいです。
実際、妊娠に至るまでの期間は短い場合では数ヶ月、長い場合では2年ほどと、個人差があります。
これは、妊娠しにくい原因が人それぞれであり、それが卵子の質に問題があるのか、着床に問題があるのかによって治療に要する期間は異なります。
また、不妊治療は妊娠しやすい身体づくりを行う治療なので、短期間で改善するのは難しいです。
そのため、半年〜8ヶ月と長期間を見積もっておくのが良いでしょう。
数ヶ月の時点で効果が出ないからといって、治療を中断してしまうと、身体づくりの途中でやめてしまうことになるので、非常にもったいないことになってしまいます。
治療に要する期間に個人差はあるとはいえ、まずは半年〜8ヶ月に渡って治療を行う予定を立てることをおすすめします。
□治療のペースの目安について
次に、治療を受けるペースについてお話しします。
治療ペースは週に一回程度が理想であるとされています。
妊娠しやすい身体づくりを行うためには定期的に治療を行うことが不可欠です。
なぜなら、鍼灸治療によって血行が改善したとしても、日々の生活の中でそれが悪化してしまう可能性もあるからです。
そのため、鍼灸治療の効果を持続させながら身体づくりを進めるためにも、定期的に治療を受け続けましょう。
また、月経期・卵胞期・排卵期・着床期など、身体の周期に応じてふさわしい治療を受けるのも良いでしょう。
この場合には、人工授精を行うのか、体外受精を行うのかによって治療計画が変動します。
そのため、鍼灸治療院に相談しながら、自分にぴったりの治療計画を立てると良いでしょう。
□最後に
以上、不妊治療に鍼灸治療を利用する場合の治療の期間とペースについてお話ししました。
不妊治療は原因や体質が人それぞれであるため、一概に最善の治療法があるわけではありません。
そのため、自分の不妊治療歴や体質などについては事前に鍼灸治療院の方に伝えることをおすすめします。
そうすることで、より良い治療計画を提案してもらえるでしょう。
当院では、不妊治療を施術しておりますので、不妊治療をご検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。