腰痛は、日本の成人、三人に一人が経験したことのある症状です。
その原因、症状は様々ですが腰を痛めているということは共通しています。
こんなに多くの方が経験されている腰痛ですが、なかなか治りずらいですし、できれば避けたいところです。
この記事では、知っておきたい腰痛になりやすい人の特徴をご紹介します。
□生活習慣の特徴
普段の生活の中に、腰痛になりやすい原因が隠されているかもしれません。
気をつけるべき生活習慣の特徴を見ていきましょう。
*運動不足
筋肉は、正しい姿勢を保つのに重要な役割を果たします。
体を横から見た図を意識すると分かりやすいですが、腰は腹筋と背筋によって支えられています。
普段から全く運動をしないとこれらの筋肉が弱ってしまい、腰を支えられず、腰痛を起こしやすくなってしまいます。
定期的な運動を心がけ、運動不足を解消しましょう。
*長時間の同じ姿勢
オフィスで一日中デスクワーク、仕事柄によっては一日中立っているという人も少なくないと思います。
こういった方も腰痛になりやすいです。
長時間座っていると最初は意識していても次第に姿勢が悪くなったり、血流が悪くなり腰に痛みを引き起こしやすくなります。
気分転換にでも体勢を変えたり、ストレッチしたりすると良いでしょう。
□体の特徴
生活に気をつけていても体に問題があると腰痛になりやすくなります。
*肥満
肥満の方は比較的腰痛になりやすいです。
普段の生活の中でつい食べすぎたり、運動をする機会がないと皮下脂肪がついてしまいます。
脂肪によって筋肉が衰えてしまうと、正しい姿勢を保つことが難しくなりますし、腰が体を支える時の負担が大きくなります。
普段の生活の中で運動をすることが難しい人は階段を積極的に利用するなど、生活の中で運動する機会を見つけるようにすると良いかもしれませんね。
*体が硬い
硬い体も腰痛になりやすい特徴です。
体の柔らかさは筋肉のしなやかさとも言い換えることができ、柔軟性のない筋肉はすぐに緊張してしまいます。
筋肉の緊張は血やリンパの流れを悪くして腰痛の原因になる可能性があります。
体の柔軟性のためにはストレッチを習慣づけることが大切です。
□おわりに
今回は、腰痛になりやすい人の特徴を生活習慣と体の面からご紹介しました。
これらの特徴にいくつ当てはまったでしょうか。
腰が痛むとストレスにもなりますし、自分での治療も難しく非常に厄介です。
これらの特徴に注意し、腰痛持ちにならないように気をつけましょう。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
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- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。