病院やテレビなどでリウマチという言葉を聞いたことはありませんか?
聞いたことがあっても、具体的にはどのような症状があるのかよく知らないという方も少なくないかと思います。
そこでこの記事では、リウマチとはどういうものなのか、またリウマチには鍼灸治療が有効であることをご紹介します。
□リウマチとは
リウマチは、正確には「関節リウマチ」と言います。
これは、免疫の異常によって引き起こされます。
症状としては、手足の関節の腫れ、痛みなどがあります。
この病気は、放っておくと進行していき、関節を動かすこともままならなくなってしまったり、場合によっては、症状が目や肺などにも現れることがあります。
□原因
このリウマチが発症してしまう原因は様々です。
体に備わっているウイルスから体を守る、免疫に異常が起こることがリウマチです。
つまり、免疫に何らかの問題を起こすことがきっかけになります。
その明確な原因はまだ完全には解明されていませんが、過労などのストレス、ウイルスなどに感染することが原因と考えられています。
リウマチを発症しやすい体質の人もいるようです。
また、遺伝でも発症するとされていますが、遺伝性のレベルはそれほど強くありません。
□どんな症状が起こるのか
*関節がこわばる
これは、リウマチの代表的な症状で、朝に現れることが多いです。
体の関節のあたりがこわばってしまいます。
この症状に心当たりがある方は注意が必要です。
*関節の痛み、変形
免疫の異常によって、関節が炎症を起こすとその部分が熱を持ち、腫れてしまいます。
また、動かすと痛みが強くなります。
更に、この症状が強くなると関節の破壊、筋肉の収縮が起こり、関節が変形してしまいます。
□リウマチには鍼灸が有効
免疫の異常によって起こされるリウマチですが、鍼灸治療が有効です。
東洋医学の一つである鍼灸は、経穴(ツボ)を刺激することで体の調子を整えます。
自律神経の乱れを整えることで血流を改善し、緊張した筋肉を弛緩させることにつながります。
リウマチによって関節に痛みがある、筋肉が固まってしまうという方は、鍼灸での治療を考えてみてはいかがでしょうか。
□おわりに
リウマチは、30代から50代の女性が発症しやすい厄介な病気の一つです。
発症してしまうと関節の痛みと付き合っていくことになり、非常にストレスになります。
少しでもそのお悩みを解消されたいという方は、ぜひ一度当院にご来院ください。
症状のカウンセリングから治療までお悩み解消のお手伝いをいたします。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。