「色々な治療を行なったが不妊症が治らない」とお思いの方、鍼灸での治療をご検討されてみてはいかがでしょうか。
鍼灸で本当に不妊症が改善されるのか、疑問に感じる方もいらっしゃると思うので、この記事では鍼灸の不妊治療への効果をご紹介します。
□鍼灸って何?
鍼灸とはその名の通り鍼(はり)とお灸(おきゅう)を使った治療法です。
鍼とお灸でどのように治療の効果を与えることができるのか木になる方がいらっしゃるかと思います。
鍼灸は、中国発祥の東洋医学の一種です。
古代中国で誕生した東洋医学は、遣隋使、遣唐使を経由して日本でも使われるようになりました。
鍼灸はツボを刺激することで体を治療します。
ツボは体の中の様々な器官に繋がっています。
鍼やお灸でそのツボを刺激することで、血流に作用します。
一般的な鍼灸の効果は「自然治癒力を向上する」、「自律神経を調節する」などが挙げられます。
□不妊治療への効果はあるのか?
ツボを利用した鍼灸は不妊治療に本当に効果があるのでしょうか。
鍼灸の治療を受けた方の中でも、「効果がある」と言う人もいれば「不妊治療と鍼灸は関係ない」と言う人もいます。
そうした口コミではなく、きちんと鍼灸で得られる効果に関する知識を持って判断することが大切です。
*血流を良くする
鍼灸の効果の1つに血流改善があげられます。
この効果を利用して冷え症改善に鍼灸を利用する方もいらっしゃいます。
血流改善の効果があるため、不妊の原因の一つとされるお腹や骨盤周辺の冷え性の改善もみられます。
*ホルモンバランス
鍼灸のもう一つの効果に自律神経を調節することがあげられます。
この自律神経はホルモンバランスにも大きく影響します。
ですのでホルモンバランスが調整されれば子宮や卵巣といった生殖器の活動が良くなることが期待されます。
不妊症は主に卵管、排卵、卵巣に原因があります。
鍼灸での治療をすることで、不妊症の症状である卵巣機能不全や生理不順などにも効果があると言われています。
□鍼灸は痛いのか?
「自分の体に鍼を刺すのは怖い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、安心ください。
鍼灸では直径が0.12ミリ〜0.44ミリの非常に細い鍼を刺します。
また、鍼を管に通して打つ管鍼法という方法があります。
この管鍼法により、鍼が入れやすくなるのです。
このような理由から、一般的に鍼灸はほとんど痛みを伴いません。
□まとめ
鍼灸の効果の中には不妊症を改善するものが多いです。
また、鍼灸治療にはストレスを取り除き、心身をリラックスさせる効果もあります。
不妊症によるストレスや不安も共に改善することができるかもしれません。
色々と試してみたけど不妊症が改善されないと悩んでいる方は、ぜひ鍼灸による治療を受けてみてはいかがでしょうか?
もし興味がある場合は、きよ治療院までご相談ください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。