「大して激しい運動はしていないはずなのに、ずっと腰が痛い。」
このような痛みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
急に重いものを持ち上げて「ぎっくり腰」を患ってしまうケースはよく聞きますが、慢性的な腰の痛みの原因は分かりにくいですよね。
今回は、治りにくい腰痛をお持ちの方向けに、腰痛の原因とその対処法についてまとめていきます。
□治りにくい腰痛の原因とは?
治りにくく、ずっと同じ痛みが続くような腰痛は慢性的な痛みだと考えられます。
慢性的な腰痛の原因の多くは、その背中まわりの筋力のこわばりです。
この腰痛は、「慢性筋肉性腰痛症」と呼ばれています。
長時間パソコンの前に座りっぱなしの仕事や、あまり運動をしないままずっと同じ姿勢で作業をしてしまうと、腰の骨を支えている筋肉に負荷がかかります。
このような状態になると、筋肉がこわばり、血行が悪くなって痛みを感じてしまいます。
また、同じように生活習慣や姿勢が原因で、骨盤がゆがんで、椎間板が老化して「腰椎椎間板ヘルニア」を発症している可能性もあります。
椎間板は本来クッションのような役割をしていますが、腰に負担がかかり続けることによって、椎間板にひびが入って、脊髄神経を圧迫してしまい激痛が走る場合があります。
慢性的な痛みから、急に痛みの感じ方が変化した場合は、すぐに医療機関に診てもらいましょう。
□治りにくい腰痛への対処法は?
先ほどもお話したとおり、腰痛の多くは筋肉のこわばりや緊張が原因ですので、それらを和らげる必要があります。
今すぐできる簡単な試みとしては、椅子に座る際に深く腰掛ける、または寝る姿勢を変える、等が挙げられます。
基本的には自分がリラックスできる姿勢が一番なのですが、うつぶせで寝るのは腰への負担が強いため避けるようにしましょう。
また、お尻が沈みこんでしまうので、柔らかすぎるベッドでは寝ないようにしてください。
「できるだけ早く痛みから解放されたい」という方は、鍼灸治療を受けることもおすすめします。
鍼灸治療では、人の体にあるツボを刺激します。
筋肉のこりが解消されて、血行も良くなり、痛みが早く和らぐでしょう。
□まとめ
治りにくい腰痛の原因と、その対処法について述べてきましたが、いかがでしたか?
腰の痛みは放っておくとさらに悪化するかもしれません。
今回ご紹介した対処法をぜひ実践してみてください。
また、きよ治療院では、このような腰痛も含め、首や肩のこり、そして不妊治療にも取り組んでいます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。