肩こりに頭を抱えている方は少なくありません。
しかし、その多くが痛みを感じながら日々生活しているけれども、忙しくて病院に行く時間もあまり取れないというのが現状ではないでしょうか。
しかし、肩こりは放っておくと、慢性化し首のこりや頭痛、腰痛にもつながる可能性があります。
そこで今回は、肩こりの原因を解説しながら、解消方法についてもご紹介していきます。
□肩こりってどうして起こるの?
肩こりの原因としては、ストレスや冷え性、運動不足、姿勢等が挙げられます。
精神的なストレスによっても、自分を守ろうと身体の筋肉がこわばり、肩こりや首のこりにつながります。
女性によくみられる冷え性では、肩の周りの血流が悪くなることで、肩こりを引き起こします。
また、パソコンを前に長時間座りっぱなしの方や、運動不足で同じ姿勢が多くなっている方も筋肉が緊張して固まってしまいます。
また、現代人に特によく見られるのは、姿勢の悪さです。
スマートフォンを長時間同じ姿勢で見続けることで、首にかかる負担が大きくなって、本来S字である脊椎が変形し猫背になります。
このように、肩こりの原因にはその人の生活習慣が深く関わっていると言えるでしょう。
□肩こりの解消方法は?
肩こりの解消方法は様々です。
例えば、肩甲骨を意識しながら、胸を張って肩甲骨をよせ、肩甲骨周りの筋肉をほぐしていく方法があります。
40度程度のお風呂に肩までつかることでも、僧帽筋等の筋肉をほぐせるので実践してみてください。
また、寝ている時の姿勢も注意しなければなりません。
枕は高すぎても、首が前に出すぎますし、枕がなくても頸椎のカーブに悪影響を及ぼします。
「できるだけ早く肩こりを取りたい。」という方には、鍼灸治療がおすすめです。
人の体には多くのツボがあります。
鍼灸治療では、このツボを刺激することによって、血行を促進し、筋肉を柔らかくしていきます。
さらに、鍼治療の良い点は、通常のマッサージと異なり、筋肉の深い部分にまで効果を与えられるという点です。
自律神経や内臓の機能の向上が期待できるので、効率的に肩こりが解消できます。
□まとめ
今回は、肩こりの原因と対処法についてまとめてきましたがいかがでしたか?
普段の生活から改善できる部分もあるかと思いますので、少しずつ姿勢等を注意していきましょう。
肩こりは放っておくと、悪化して首のこりや腰痛にもつながるおそれがあるので、鍼灸院を利用して早めに対処していきましょう。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。