今コロナ禍で、慢性的な腰痛が増加しているのはご存知ですか。
中には、まさしくコロナ禍になってから腰痛で悩みだした方もいらっしゃるかもしれません。
慢性的な腰痛はつらいですが、時間をかければ緩和できます。
今回は慢性的な腰痛が発生する原因と、その解消方法を紹介します。
□なぜ慢性的な腰痛が発生するの?
なぜ慢性的な腰痛が発生するのかを紹介します。
慢性腰痛の原因の1つにストレスがあります。
ストレスが増加すると、息切れなどが起こる事があります。
原因は冠動脈が痙攣をおこすことにより、動悸や息苦しさにつながるからです。
それと同様に、腰の筋肉に流れる血流が悪くなり腰痛が発生します。
体が健康である場合、痛みが脳に伝わると脳からドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が分泌され、その後ミューオピオイドと言われる脳内物質が分泌されます。
それにより、痛みが緩和されてそれを感じにくくなります。
しかし、ストレスによってこのドーパミンは分泌しにくくなってしまいます。
その結果、痛みが通常より長引き、普段は感じないような痛みを感じてしまう場合があるのです。
□ストレス改善に効果がある3つの方法とは
では、どうすればストレスが原因の慢性的な腰痛を解消できるのでしょうか。
それは、原因であるストレスを取り除くことです。
方法は3つあります。
1つ目は十分な睡眠をとることです。
ストレス解消の方法として、規則的で十分な睡眠をとることが挙げられます。
もし寝付けない場合は、アロマを焚いたり、好きな音楽を聴いたりすると良いでしょう。
ちなみに、ホットアイマスクを着用すると、眼精疲労が改善し睡眠の質が良くなるのでおすすめです。
2つ目は適切な運動をすることです。
一般的には腰痛の場合は安静にしているのが良いと思われますが、3か月以上の腰痛がある場合は普段通りに生活し、ストレッチやウォーキングといった軽い運動をすると良いでしょう。
3つ目は認知行動療法です。
これは精神治療の手法で、動揺した際に自分が思っていることと、現実を比較することで思考のバランスをとる治療です。
この手法はカウンセラーと一緒に行うものですが、この治療法の考え方自体は参考になるでしょう。
これら全てではなくとも、どれか1つでも取り入れてみてはどうでしょうか。
□まとめ
今回は、慢性的な腰痛はストレスが原因である可能性があることと、ストレスを解消する方法を紹介しました。
慢性的な腰痛に悩んでいる方で、ストレスに心当たりがある場合は、今回紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。
それでも緩和しない場合は、伊勢崎市にある当院の鍼灸治療をご検討ください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。