腰痛にお悩みで原因が何かと考えている方はいらっしゃいませんか。
腰痛の原因の1つに寝方があります。
ではどのような寝方が腰痛を引き起こす原因となるのでしょうか。
今回は、腰痛を防ぐ寝方をご紹介します。
是非参考にしていただければ、幸いです。
□寝る姿勢と腰の痛みは関係ある?
寝ている間は身体の疲れを癒す重要な時間です。
しかし、実は寝ている間も身体に負担がかかっているのです。
特に腰は寝方によって負担のかかり具合が異なります。
ここでは寝方ごとに、どれくらい腰に負担がかかるのかご紹介します。
1つ目はあおむけ寝です。
これは腰への負担は最も小さい寝方です。
最も負担が小さいと言っても、少なからず腰回りの骨や筋肉に負担はかかります。
体重が腰にかかるので、腰回りの血管が圧迫され、痛みにつながります。
特に反り腰の方は注意が必要です。
背中が反っている分、その部分は布団またはベットにつかず、腰により負荷がかかります。
2つ目は横向き寝です。
この場合はあおむけ寝より大きな負荷がかかる可能性があります。
なぜなら、布団またはベットに接する面積があおむけ寝より小さくなるので、布団またはベットと当たっている箇所の負担は大きくなるからです。
身体の1つの箇所に負担がかかりすぎないように、適度に寝返りをうつ必要があります。
3つ目はうつぶせ寝です。
この場合は、反り腰ではない方も、腰が反った形になります。
そのため、あおむけ寝以上に腰に負荷がかかるでしょう。
□腰痛にならないようにするための寝方とは
ここでは少しでも腰痛になる原因を無くす寝方をご紹介します。
1つ目はあおむけ寝で膝を立てる方法です。
膝の下に適切な大きさの枕を設置することで、自然と膝を曲げられます。
こうすれば、腰への負担を軽減できるでしょう。
2つ目は横向き寝で、やや丸くなって寝る方法です。
こうすれは、骨盤を引っ張ることなく、自然な姿勢で寝れるでしょう。
さらに膝に枕を挟んで寝ると、効果が高まります。
3つ目はうつぶせ寝を回避する方法です。
先ほどご紹介したように、うつぶせ寝は腰に最も負荷がかかる寝方です。
そのため、うつぶせ寝を回避するだけでも負担を軽減できます。
具体的には、胸元にテニスボースなどの障害物を入れておくことで、うつぶせ寝を回避できます。
□まとめ
今回は腰の痛みを引き起こす可能性がある寝方や、それを回避する方法をご紹介しました。
リラックスできるはずの睡眠中に、腰を痛める原因が潜んでいることを知り、驚いたのではないでしょうか。
今回ご紹介した寝方を参考にして、適切な寝姿勢を見つけてみてください。


電話でのお問い合わせ・ご予約は
- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。