「肩こりや頭痛、吐き気がひどく、なんとかして和らげたい。」
肩こりや頭痛、吐き気の症状がある方で、このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
この記事では、肩こりや頭痛、吐き気がひどいときの症状と肩こりを和らげる方法について解説します。
□肩こりや頭痛、吐き気がひどいときの症状とは
*緊張性頭痛は肩こりが強い
数ある種類の中で全体の7割を占めるのが緊張性頭痛です。
緊張性頭痛は危険性はあまり高くありませんが、特徴としては、ひどい肩こりが挙げられ、吐き気を伴う場合もあります。
緊張性頭痛かどうか見分けるためには、肩こりはひどくないか、後頭部から首筋にかけての頭の両側が締めつけられるような痛みや圧迫感はあるか、軽い吐き気はあるか、の3つに注目しましょう。
特に、肩こりに長期間悩まされている方は自分では気づきにくいため、他人に確かめてもらうことをおすすめします。
また、緊張性頭痛は温めることで症状が改善するケースがあります。
ただし、吐き気がひどい場合には肩のこりをほぐしても症状が改善しないことがあるため、その場合は病院に行って診察を受けましょう。
*緊張性頭痛よりも偏頭痛は吐き気が強い
緊張性頭痛の他に偏頭痛になる方も多いです。
偏頭痛の特徴は、吐き気が強く、頭の側面が痛むことです。
また、緊張性頭痛と比較すると、緊張性頭痛は肩こりが主な原因ですが、偏頭痛における肩こりは頭痛の引き金となります。
緊張性頭痛か偏頭痛か、どちらか判断がつかない場合は医療機関の受診をおすすめします。
また、頭痛の症状が軽い場合でも重い病気の症状である可能性があります。
今まで経験したことのない痛みや、硬いものが頭と衝突したような痛みの場合は特に注意しましょう。
□肩こりを和らげる方法とは
肩こりを和らげる方法の1つ目は、ストレッチをすることです。
デスクワークやパソコンを使用する仕事の場合は、長時間作業を続けるのではなく適度に休憩をしましょう。
その休憩の際に、肩甲骨が動くように意識しながら大きく腕を回すストレッチを行うことが肩こりの解消に有効です。
すぐにやめるのではなく、肩周辺が温まるまで続けましょう。
2つ目は、眼精疲労に気をつけることです。
パソコン作業を長時間続けている方は、眼精疲労によって肩こりが引き起こされている場合があります。
その予防として、1時間パソコン作業を続けた後には10分間目を休めるという対策をしましょう。
さらには、5分から10分間目の上にホットタオルをのせると血流が良くなるので、予防効果がアップします。
3つ目は、運動をすることです。
適度な運動をすることで血流が良くなり、ストレス解消にもなります。
その中でも肩こり対策に効果的な運動は、腕を上下させる動きが多い水泳やウォーキングです。
適度に運動をして肩こりに悩まない体を手に入れましょう。
□まとめ
今回は、肩こりや頭痛、吐き気がひどいときの症状と肩こりを和らげる方法について詳しく紹介しました。
つらい肩こりや頭痛、吐き気に悩まされないように、ぜひ今回の記事をお役立てください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。