肩こりがあると、肩が重いしだるいですよね。
特にデスクワークをしている方は、普段から肩こりに悩まれているでしょう。
今回は肩こりが起こる原因や主な症状、肩こりを改善するためのストレッチを紹介します。
□肩こりが起こる原因と、主な症状とは?
肩こりとは、首から肩や背中の筋肉がこわばって、だるかったり重かったりして疲労感を感じる症状です。
肩こりと言っても肩だけではなく、様々な筋肉が関係していますが、僧帽筋という筋肉が中心です。
肩こりで痛みが発生する理由は、肩が7キログラムほどある頭の重量も支えているためです。
肩の筋肉は負担がかかりやすく、日本人は特に筋肉の量が少ない傾向にあるので、肩こりが発生しやすいです。
加えて、同じ姿勢を続けたり、ストレスを感じている場合は、筋肉が緊張して血流が悪くなります。
そうすると、疲労物質が排出されなかったり、ビタミンの補給が難しくなったりします。
これらの理由で筋肉がこわばり、肩こりが発生するのです。
症状は首と頭の間から肩や背中にかけて、筋肉が張っている感覚や痛みです。
それだけではなく、頭痛やめまい、吐き気といった身体的な症状から、集中力が低下する場合もあります。
□肩こりを緩和するストレッチとは?
次に肩こりを緩和する効果を期待できる簡単なストレッチを紹介します。
このストレッチは、インナーマッスルを伸ばすことで、血流を良くして酸素や養分を滞りなく届けやすくするのが目的です。
簡単にできるので、仕事の休憩時間に取り組んでもらえると良いでしょう。
まずは手のひらを内側にして両手を頭より上に伸ばします。
その手のひらは外へ向けながら、肩甲骨を寄せるように降ろします。
ポイントは肩甲骨を限界まで降ろして、数秒間キープすることです。
次に手の平を体に向けて、腰の後ろで手を組みます。
組んだ手を肩の高さに近づけていき、肩甲骨を寄せるようにします。
最後は最初に指の先を肩の上に置き、肘の先で大きな円を描きます。
ポイントは肩甲骨も一緒に動かすことです。
このように、肩こりを緩和するには、肩甲骨を動かして血流を良くすることが大切です。
これらのストレッチは動きが小さいので、職場でも他の人の目を気にすることなく取り組めておすすめです。
□まとめ
今回は肩こりが起こる原因や主な症状、肩こりを改善するためのストレッチを紹介しました。
肩こりはつらいので、是非とも緩和したいですね。
紹介したストレッチを行うことで、肩こりの改善と予防に役立てましょう。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。