仕事で大変な時期は休憩時間が十分に取れず、慢性的に疲労してしまう場合があるでしょう。
そして、中には平気だと思っていても、気づいたら疲れている状態になっている場合もあります。
今回は疲れすぎるとどうなるのかを紹介します。
同時に疲労を解消する方法を解説するので、参考にしてくださいね。
□慢性疲労になるとどうなるのか?危険性とは?
実は慢性的な疲労を感じている方は、全体の約4割もいるという調査があります。
そして、その中の2.1パーセントの方が生活に支障をきたしている状況です。
疲労を感じる原因の1つとして、ストレスが挙げられます。
ストレスには精神的なストレスと激しい運動による身体的ストレス、生活環境による生活環境ストレスがあります。
ストレスを感じると、体内の神経や免疫などのバランスが崩れ、細胞を構成しているタンパク質や遺伝子が傷つきます。
人体には修復する能力がありますが、ストレスを過度に受けた場合は傷を修復しにくいです。
そのため、疲労というサインで、健康な状態に戻すように促すのです。
しかし、これを無視して働き続けると、細胞を修復できなくなり、最悪の場合は心筋梗塞などになる場合があります。
また、ストレスがかかるとウイルスへの抵抗力が低下して、体にいるウイルスが活性化されます。
そうなると免疫物質が作り出されますが、この物質が脳に悪影響を及ぼします。
そのため、慢性的な疲労や不安、抑うつといった状況に陥ります。
加えて、最近の研究で免疫物質は脳内でも生成されることが分かっており、これは神経伝達物質の機能を妨げます。
□疲労回復の方法を紹介!
では、どのように疲労回復すれば良いのでしょうか。
主に3つの方法があります。
1つ目は良質な睡眠をとることです。
睡眠は体の休憩時間で、疲労回復に最も重要なことです。
睡眠は質が大切で、適度に運動を行う、入浴をして体を温める、寝る3時間前に食事を済ませると質が向上します。
2つ目は食事のバランスを意識することです。
食事はゆっくり食べることと、糖質や脂質、たんぱく質、ビタミンなどをバランスよく摂取することが大切です。
3つ目は生活のリズムを整えることです。
生活リズムが不規則になると、睡眠の質、食生活が乱れやすいです。
忙しくて休憩時間を確保しにくい方もいらっしゃると思いますが、メリハリをつけて過ごすことが大切です。
□まとめ
今回は疲れすぎるとどうなるのかを紹介しました。
同時に行うことは難しくても、1つずつ試していくと良いでしょう。
当院は自律神経失調症に悩んでいる方が楽になれるように施術いたしますので、ぜひ当院にご相談ください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。