この記事を見ている方の中には「急に腰が痛い!」という方もいらっしゃるかもしれません。
現在進行形で腰の痛みがなくても、突然来る腰の痛みは怖いものですから備えておきたいですよね。
そんな方へ今回は、ぎっくり腰やぎっくり腰になりやすい姿勢などをご紹介します。
痛みの経過もお伝えするので、ぜひご一読ください。
□突然のその痛みはぎっくり腰かも?
「急に腰が痛い!」
そんな時はぎっくり腰を疑ってみても良いかもしれません。
ぎっくり腰とは、急性腰痛症の一種であり、腰の捻挫とも言われています。
背骨にある関節や靭帯、筋膜などに発生する急性の炎症症状です。
重たいものを無理に持ち上げた際や、腰に大きな負荷がかかるようなことをした際によく起こります。
しかし必ずしも、このような大きなことだけが原因にはなりません。
くしゃみをした際や落ちたものを拾おうと少し屈んだ際など、小さなきっかけでもぎっくり腰になってしまう可能性はあるのです。
そのため、重たいものを持っていないからぎっくり腰ではないだろうと思っている方は、ぎっくり腰の可能性があることを覚えておくと良いでしょう。
ぎっくり腰になってしまうと、腰を少し動かしたり刺激があったりするだけで強い痛みが走ります。
腰を前後に曲げられなくなるだけでなく、寝たきりじゃないと辛いような状態になることもよくあるでしょう。
通常だと、2日から3日は強い痛みが続きます。
腰を無理に使わず安静にしていると、大体1週間から10日ほどで痛みが引いていくでしょう。
□ぎっくり腰を起こしやすい姿勢と痛みの経過
ぎっくり腰は、「前かがみの姿勢」や「前かがみでものを持った時」によく起こします。
上記でご紹介したものの他に、洗顔をする時や靴を履く時、ベッドから立ち上がる時に注意しましょう。
痛みの経過をご紹介します。
ぎっくり腰を発症した直後は、激しい痛みがあります。
それから2日から3日経過すると、痛みがかなり和らいできます。
1週間もすると、ほとんど痛みは気にならなくなるでしょう。
日常生活も送れるほどに回復していきます。
そして、1ヶ月以内には全く元の状態に戻り、完治します。
1ヶ月もあれば完治するものなので、大きな心配をする必要はありません。
しかし、しっかりと治るまでは腰を使いすぎず安静にしておくことが大切です。
□まとめ
急に腰が痛い場合は、ぎっくり腰を疑ってみてください。
強い痛みがある時は、無理せず安静にすることが大切です。
ぜひ参考にしてみてください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。