長時間デスクワークをしていると肩甲骨が痛くなりませんか。
よくデスクワークをする方に知っていただきたいのが、肩甲骨が痛い原因についてです。
肩甲骨の状態をチェックする方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□肩甲骨が痛い原因とは?
肩甲骨が痛いと感じられている方はいらっしゃいませんか。
はたしてその原因とは何なのでしょうか。
考えられる原因の1つは、長時間のデスクワークです。
長い時間デスクワークをしていると、筋肉が緊張した状態が保たれてしまいます。
緊張した状態とは、同じ姿勢を保つことで、同じところに力が入っている状態のことです。
何時間もパソコンで資料を作成したり、タイピングをしたりすることで、筋肉が緊張してしまいます。
首や肩のあたりは常に頭や腕を支えているため、疲労も溜まりやすいです。
そのうえ長時間同じ姿勢で力が入った状態を保っていると、血管や筋肉が圧迫されて、肩甲骨のこりや痛みへ繋がります。
また、デスクワーク以外でも同じ姿勢を続けていると痛くなることがあります。
例えば、赤ちゃんやペットなどを長い時間抱っこするなども含まれます。
2つ目の考えられる原因は、荷物をずっと同じ肩にかけていることです。
重たい荷物を日常的に持ち運ばれている方は多くいらっしゃるでしょう。
片方の肩だけでずっと荷物を持っていると、片側だけに負担がかかってしまいます。
そうすると、筋肉が硬直してしまって血流が悪くなります。
できるだけ重たい荷物を持たないようにしたり、定期的にかける肩をかえたりして対策してください。
□肩甲骨の状態を確認してみましょう
続いては、肩甲骨の状態を確認するための方法をお伝えします。
まず壁に背をつけて立って腕を伸ばしたまま肩の位置まであげてください。
この時、手の甲が上向きになるようにしてください。
そしてそのまま壁から腕が離れないように上げていきます。
痛みを感じないで無理せず上げられるところまで上げてください。
そこでどれだけ上がったか角度を確認します。
その角度が0度から45度だった場合は、肩甲骨がガチガチな状態です。
45度から60度は、少し硬いため動きも多少悪くなっているでしょう。
60度から90度ほど上げられた方は、問題ありません。
□まとめ
今回は肩甲骨が痛い原因と肩甲骨チェックの方法をご紹介しました。
肩甲骨が凝り固まっていないか実際に確認してみてください。
痛みが辛い方は、ぜひご相談ください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
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- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。