ズキズキと頭の片側が痛んだり、吐き気をもよおしたり、偏頭痛の症状は辛いですよね。
そんな偏頭痛にはどのように対処していけば良いのでしょうか。
今回は、偏頭痛の対処法について解説します。
辛い症状に即効のものもありますので、ぜひ参考にしてください。
□偏頭痛とは一体何なのか?
偏頭痛は、血管が拡張してズキズキと拍動性の痛みが出るものです。
こめかみや目の辺りの痛みが数時間から数日間続きます。
頭痛の種類として認知度は高いですが、実は原因はまだ明らかになっていません。
体質的なものか、ストレスなどの精神的なものか、はたまた食生活か、さまざまな原因があると考えられていて特定することは難しい傾向にあります。
偏頭痛は症状から典型的偏頭痛と普通型偏頭痛の2つに分けられます。
典型的偏頭痛では、偏頭痛が起きる前に前兆が現れることがあり、視覚に異常が出たり、吐き気を伴ったりすることがあります。
視覚の異常では閃輝暗点と呼ばれるものがあり、視野の中で光がチカチカとするような現象のことです。
人によって見え方は異なり、閃輝暗点が起きたからといって必ずしも偏頭痛が起きるわけではありません。
□偏頭痛の対処法を伝授!
それでは、偏頭痛が起きたらどのように対処すれば良いのでしょうか。
偏頭痛を患っていると頻繁に頭痛が起こるので、鎮痛剤を飲むのを躊躇してしまう方がいらっしゃいますが、それはあまり良くありません。
偏頭痛はなるべく早く対処することが非常に大切です。
ここでは薬を飲む以外の対処法を紹介するので、薬と併用して活用してみてください。
1つ目は、痛いところを冷やすもしくは温める方法です。
偏頭痛は血管が拡張することで起こるため、冷やすことで血管を収縮させましょう。
ただし血流が悪い方は温める方が効果的な場合があります。
2つ目は、睡眠をしっかりと取ることです。
偏頭痛に睡眠不足は大敵、しっかりと睡眠を取ってストレスを溜め込まないようにしましょう。
ストレスの解消法をいくつか持っておくのも大切です。
3つ目は、大きな音や光を避けることです。
偏頭痛が起きている時は、なるべく刺激を避けるようにしましょう。
暗くした部屋でゆっくりと休んで、痛みが和らぐのを待ちます。
4つ目は、食べ物に気をつけることです。
発酵食品やチョコレート・赤ワインなどは偏頭痛の引き金となることがあります。
もし偏頭痛が起きる前の食生活に共通する物があるなら、なるべく避けるようにした方が良いでしょう。
□まとめ
今回は、偏頭痛の対処法について解説しました。
偏頭痛は原因が明らかになっていないので、生活習慣から気をつけていく他ありません。
まずは痛みが出たらすぐに冷やす、無理して我慢せずお薬を飲むなど、早めの対処を心がけましょう。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。