私達の頭部は首によって支えられています。
しかし、首がまっすぐな状態になっているストレートネックの方は、頭部を十分に支えることができません。
これが、あなたの息苦しい状態の原因かもしれません。
今回は、ストレートネックと息苦しさの関係やセルフチェック法、緩和法をご紹介します。
お悩みの方はぜひご覧ください。
□息苦しいのはストレートネックが原因?セルフチェックはこちら
ストレートネックが原因で、息苦しさを感じることはあります。
これは冒頭でも触れたように、頭部が首だけで支えきれないためです。
首は、本来であればしなやかなカーブを描いていて、全体重の10%もある頭を支えています。
しかし、首がまっすぐになっているストレートネックの方は、頭の重みを首の部分で吸収しきることができません。
首の部分で吸収しきれなかった頭の重みは、肺を圧迫するようになります。
肺が圧迫されれば、呼吸に関わる筋肉の動きも鈍くなってしまい、呼吸能力が低下しやすくなります。
これが、ストレートネックによる息苦しさのメカニズムです。
息苦しい症状以外にも、以下のような症状を抱えてはいませんか?
・首や肩の凝り
・頭痛
・めまい
・吐き気
・手足のしびれ
・耳鳴り
・冷え性
・目の疲れ
・不眠
上記の症状のどれかに当てはまる場合には、ストレートネックである疑いがあります。
息苦しい感覚は、どのような場合に感じますか?
・起きた時
・混雑した場所にいる時
・睡眠中やデスクワーク時
・階段を上った時
これらの項目に当てはまるものが多いほど、あなたの呼吸は浅く、強い息苦しさを感じていることになります。
目安ではありますが、参考にしてください。
□ストレートネックによる息苦しさを緩和するためには
それでは、ストレートネックはどのように改善していくのでしょうか。
緩和方法は、以下の通りです。
・ストレッチをする
・姿勢に気をつける
・適切な枕の高さにする
・病院を受診する
・鍼灸を受ける
ストレートネックは、姿勢と大きく関係しています。
スマホやパソコンを使う時は特に意識して、姿勢を整えるようにしましょう。
また、ストレートネックは首の血流を良くすることで緩和できる可能性があります。
ご自身だけの方法ではすぐに改善することは困難ですので、当社のような鍼灸院を訪れることをおすすめします。
□まとめ
今回は、ストレートネックと息苦しい症状のセルフチェック方法や緩和方法をご紹介しました。
慢性的に息苦しさを感じる場合には他の病気の可能性があるので、はやめに医療機関を受診してください。
ストレートネックは改善することができます。
お悩みの方は、ぜひ当院にお越しください。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。