あなたが長年悩まされているその腰痛、実は腰に原因のある腰痛ではないかもしれません。
腰痛の原因は様々に考えられますが、その1つに自律神経の乱れである可能性が指摘できます。
一見関係がないように思える腰痛と自律神経。
自律神経の乱れがなぜ腰痛の原因になりえるのでしょうか。
今回は、自律神経の乱れと腰痛の関係性を解説します。
こんな腰痛は自律神経の乱れが原因かも
ひと口に腰痛といっても、様々な種類があるものです。
ぎっくり腰・ヘルニア・すべり症などなど、そんな中でも以下の症状に当てはまる腰痛の場合は、自律神経の乱れが原因の可能性があります。
・治療してもなかなか治りきらない腰痛
・痛みはないけれど違和感があるような腰痛
・一時的には良くなっても再発してしまう腰痛
治っても治りきらないような頑固な腰痛であれば、腰が原因ではなく自律神経が原因の可能性があるのです。
それでは両者にはどのような関係があるのでしょうか。
次項にて確認しましょう。
腰痛と自律神経の乱れの関係性
自律神経には、交感神経と副交感神経のバランスを保つ役割があります。
これが、
・乱れた生活習慣
・過度なストレス
・心身の疾患
などの理由で自律神経の乱れへと繋がると、交感神経が優位な状態が続いてしまうのです。
交感神経が優位な状態が続くと、身体は常に緊張しているような状態になります。
これにより腰の筋肉の血流が悪くなり、腰周囲の筋肉はかたく縮んだままの状態となるのです。
特に腰回りやお尻周りの筋肉は力が強いため、一度緊張してしまうと緩ませるのが難しくなってしまいます。
頑固な腰痛の原因はここにあるということがわかりますよね。
腰痛と自律神経には、このような関係性があります。
ストレスを溜め込んでいたり、不規則な生活習慣であったりしていませんか?
このままでは腰痛だけでなく、全身に不調をきたしてしまう可能性があります。
生活習慣を整え、自律神経の乱れを直しましょう。
当院では鍼灸治療を行っております。
長年の腰痛が改善されたというお声もいただいておりますので、お悩みの方はぜひご来院ください。
まとめ
一見すると関連性がないように見える腰痛と自律神経ですが、自律神経の乱れが血管に影響を与えることで、全身に不調をきたす原因となりえます。
自律神経を整えるためには、まずはきちんと食べて運動をして寝ることが大切です。
ご自身の生活習慣を見直し、定期的にリフレッシュをして、心と体を健康な状態に戻しましょう。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。