「勉強していると肩こりが痛くて集中できない」
この記事をお読みのあなたは、このような悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。
勉強に集中したいのに、肩こりのせいで勉強が捗らないのは辛いですよね。
今回は、勉強中に肩こりが起きる原因と対策を紹介します。
□勉強中に起こる肩こりで痛くなる原因とは?
人間の頭は非常に重く、首や肩の筋肉と背骨で支えられています。
そのため、肩に負担がかかってしまいます。
勉強をしていると、集中しているので長時間同じ姿勢で座ることもあるでしょう。
勉強中は肩の筋肉が緊張状態になっているので、血流が悪くなってしまい、筋肉が固まることで肩こりとなって症状に現れるのです。
また、小学生から同じ学習机を使用し、高さを調整せず、机が低すぎる場合は身長に合っていないので余計に筋肉に負担がかかってしまいます。
無意識に筋肉に負担をかけている可能性があるので、まずは今使用している机と椅子の高さが合っているかどうかをチェックしましょう。
□肩こりの痛みを解消する方法
*肩回りのストレッチやマッサージ
肩こりは血流が悪くなることで引き起こされるので、ストレッチが効果的です。
両手をそれぞれの肩に置き、肘で大きな円を描くように回したり、両手を組んで手のひらが上になるように頭の上へ押し上げたりするなどのストレッチをすることで、肩回りをほぐすことができます。
また、体の血行を良くするためにジョギングやウォーキングなどの全身の運動を取り入れるのもおすすめです。
肩こりを防ぐためにも、普段から適度に体を動かす習慣をつけると良いでしょう。
*ゆっくり湯船につかる
慢性的な肩こりに悩まれている方は、入浴時間を長くしてゆっくり体を温めましょう。
血流がよくなるだけでなく、リラックス効果もあり精神的にも楽になります。
時間がないという方は、温めて使用するホットパックや蒸しタオルなどを使用して患部を温めるのも良いですよ。
*ビタミンB群、ビタミンEを摂取する
肩こりには、ビタミンB1やB6などのビタミンB群を摂るのも効果があります。
中でも、ビタミンB1は摂取した糖質をエネルギーに変え、筋肉や神経へと供給するために必要な栄養素です。
また、ビタミンEは肩こりの原因である血行不良に効果的です。
□まとめ
勉強中は、長時間同じ姿勢になってしまうので、肩こりになってしまう方は多いです。
肩が凝ってきたと感じたら、悪化する前に軽いストレッチをして筋肉をほぐしましょう。
勉強が終わって入浴する際も、できるだけ長い時間湯船に浸かって、血行を良くしてくださいね。


電話でのお問い合わせ・ご予約は
- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
- 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
- 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。