毎回の季節の変わり目になると、体調不良になるという方は多いのではないでしょうか。
風邪や発熱はもちろんですが、肩こりや頭痛に悩まされるという方も珍しくありません。
そこで、今回は季節の変わり目に肩こりや頭痛が起こる原因について紹介します。
□季節の変わり目に肩こりや頭痛が起こる原因
*温度の変化が大きいから
季節の変わり目になると、前日との温度差や朝晩の温度差が大きくなります。
温度差が大きくなると、体が絶えず体温調節する必要があります。
体温調節をするために神経を使うので、神経にも疲労が溜まっていきます。
そして、神経に疲れが溜まると自律神経が乱れ、自然治癒力が低下し、肩こりや頭痛が起こりやすくなるのです。
*職場や学校などで新しい環境になるから
季節の変わり目になると職場や学校で異動や新しい仕事が増えるなど、環境が変わります。
環境が変わると、これまでと状況が異なるので、環境に慣れるために神経を使い、ストレスが溜まっていきます。
ストレスが溜まると自律神経が乱れるため、肩こりや頭痛となって現れるのです。
□季節の変わり目に体調を崩さないための対策
・規則正しい生活をする
1日は24時間ですが、人間の体サイクルは25時間だといわれています。
そのため、体内時計を毎日リセットする必要があります。
そこで、朝起きてから太陽の光を浴びることで体内時計が整い、自律神経が乱れにくくなるとされています。
また、睡眠時間も疲れを取るために最低6時間確保しましょう。
質の良い睡眠にするためにも、スマホやパソコンを控え、ブルーライトを避けるのが好ましいです。
・できれば毎日軽く汗をかく
自律神経を整えるために、軽く汗をかくくらいの運動を毎日行いましょう。
例えば、早歩きで10分ほど歩いたり、ラジオ体操をしたりなどです。
中には、運動する時間がないという方もいらっしゃると思うので、そのような方はお風呂に浸かり、汗をかきましょう。
理想としては、40度のお湯に20分ほど浸かるのがおすすめです。
・水分補給をしっかりする
水分不足は、血流の低下につながります。
知らないうちに神経や臓器などが酸素や栄養不足となる可能性もあります。
食事時に摂る水分以外にも、1日1.5リットル以上飲むことをおすすめします。
□まとめ
季節の変わり目に肩こりや頭痛が起こる原因には、疲労やストレスなどがあります。
疲れがたまると自律神経が乱れ、肩こりや頭痛などの体調不良が引き起こされます。
そのため、日頃から規則正しい生活を心がけ、睡眠時間をしっかり確保するようにしましょう。
また、適度な運動や水分補給も忘れないようにしましょう。


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- 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
- 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
- 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
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- 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
- 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。