日本の気候は四季があるため、温度が高い日もあれば、低くなる日もあります。
同じ春の季節でも日によって気温が大きく異なりますし、朝晩と昼間でも気温の変化が激しいため、急な頭痛に毎日悩まされている方も多いでしょう。
そこで、今回は寒さから来る頭痛の原因と、冷えが原因の頭痛の対処法について紹介します。
□寒さから来る頭痛の原因とは?
気温の寒さは血流を悪くし、筋緊張性頭痛を起こしやすいと言われています。
筋緊張性頭痛は、肩こりから起こることもあり、悪化すると吐き気を催す場合もあります。
気温が低い冬や、夏場のエアコンによって首回りが凝り固まることで肩こりを発生させる方も昔から多いです。
片頭痛とは、寒さ自体がストレスとなり、こめかみや頭の片方、両方にずきずきとした痛みが発生することです。
また、気温の低さだけでなく、寒暖差が頭痛の原因になることもあります。
体が冷えた状態からいきなり温まると、血流が激しくなり、血管周りの神経を圧迫することに繋がり、片頭痛が起きることもあります。
この場合は、頭周りを冷やすことで血流を落ち着かせることが大切です。
反対に急に体を冷やすことで、血管が収縮して血行不良になり、首回りの筋肉を固めてしまうことから、片頭痛を発症するケースもあるので注意が必要です
□冷えが原因の頭痛に対処法はある?
冷えが原因の頭痛にお悩みの方にぜひ試して欲しいのが、「お灸」です。
お灸をすることで、ツボに温熱刺激を与えられるため、血行促進に繋がります。
さらに、筋肉の緊張を緩めたり、痛みを予防できたりします。
さらに、よもぎの葉の裏に生えている産毛を精製した、もぐさというものは、鎮静や鎮痛効果を持っています。
そのため、お灸を習慣化すれば、繰り返す片頭痛や緊張性頭痛に効果的に作用する可能性があります。
お灸を置く冷えのツボは、心兪(しんゆ)と、太衝(たいしょう)です。
心兪は、肩甲骨の3分の2の高さで、背中の真ん中から指1本分ほど外側の位置にあります。
太衝は、足の親指と人差し指の間のV字になっているくぼみ部分です。
□まとめ
今回は気温の低さから来る頭痛の原因と、冷えが原因の頭痛の対処法について紹介しました。
気温の低さから来る頭痛の原因は、首回りの筋肉が固まることで、血流が固まってしまうことです。
また、冷えが原因の頭痛にお悩みの方は、ぜひお灸を試してみてください。
頭痛でお悩みの方は、ぜひ1度当院にお気軽にご相談ください。