首や背中のコリに悩まされている方は多いのではないでしょうか。
実は首こり病は自律神経と密接に関わっていると言われており、首に不調がある方は同時に自律神経にも不調があることがわかっています。
この記事では首こり病が自律神経とどのように関係しているのか、自律神経が乱れる原因は何なのかを解説します。
自律神経は脊髄から出て、背骨の隙間を通って内臓に分布します。
自律神経失調症の方は首や鎖骨周辺、背中の筋肉が凝っていたり、背骨が歪んでいたりして痛みを感じやすいのです。
自律神経失調症を発症すると、首こり病だけではなく他の症状も発症する恐れがあります。
具体的な症状としては喉の渇きや体のだるさ、頭痛や発汗異常などです。
一時的ではなく、数週間も症状が続く場合は専門の医療機関を受診してみてくださいね。
首こり病と自律神経が深く関わっていることを知っていただけたでしょうか。
首こり病が自律神経の乱れからくることをわかっていただいたところで、次に自律神経が乱れる原因をいくつかご紹介します。
1つ目はストレスです。
人間関係や不安、強いプレッシャーなどによるストレスが原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経が乱れることがあります。
特にストレスに弱い方や対人関係が苦手という方は注意が必要です。
2つ目は生活習慣です。
人間の体は規則的な生活を送ることによって自律神経がうまくバランスをとっています。
逆にいうと、昼夜逆転の不規則な生活、偏った食事、睡眠不足などがあると、自律神経が乱れてしまうのです。
3つ目は疾患です。
発熱や体の痛みも自律神経に悪影響を及ぼします。
風邪気味なのに通勤・通学をすると自律神経の乱れに拍車がかかってしまうので注意です。
4つ目はホルモンバランスの変化です。
ホルモンバランスを司る箇所と自律神経のバランスを取る箇所は脳の近い位置関係にあります。
そのため、ホルモンバランスが乱れると、それに伴って自律神経も乱れてしまいます。
女性であれば女性ホルモンが急激に減少する時期や月経などの生体サイクルが主な原因になります。
首こり病と自律神経の関係、自律神経が乱れる原因をご紹介しました。
喉の渇きや体のだるさ、頭痛や発汗異常のような症状が見られると、自律神経失調症の恐れがあります。
他にも体を休めていても症状が回復しない、薬を服用しないと症状が治らないという方は医療機関の受診を検討してみてくださいね。
電話でのお問い合わせ・ご予約は
院長:根岸 清人
経歴: