「肩甲骨の間の背中が痛いけれど、原因がわからない」
このようにお悩みの方は多いでしょう。
背中の痛みは現代社会人の悩みの種ですよね。
実は、肩甲骨が痛くなる原因はたくさんあります。
この記事では、肩甲骨の間の背中が痛くなる原因をご紹介します。
肩甲骨の間の背中が痛い場合、首に原因があるかもしれません。
首にはたくさんの神経が通っています。
首の神経は1番から8番までの番号が割り振られています。
それぞれの番号によって、それぞれ神経を司っている場所が異なります。
今回で言うと、7番と8番の神経が肩甲骨の痛みと関係しています。
どの番号の首の神経がやられると、どこが痛くなるかが決まっているというわけですね。
そのため、背中が痛いといっても首の治療が必要になるということをぜひ覚えておいてください。
肩甲骨の痛みは姿勢からくることをご理解いただけたでしょうか。
しかし、実は他にも原因があります。
ここでは他の原因をご紹介します。
1つ目は筋肉や骨、関節の不調です。
肩関節はいろんな方向に動かせるようになっており、多くの筋肉や靭帯が集まっています。
しかし、加齢に伴って肩甲骨を動かす筋肉が硬くなっていきます。
それによって動きが制限され、外傷を受けやすくなります。
その結果、炎症が起こり、肩の痛みにつながるのです。
2つ目は内臓の不調です。
肩甲骨周りの痛みは、内臓の不調によってもたらされるケースもあります。
「肩甲骨と内臓は関係が薄いのではないか」
このように感じてしまうかもしれませんが、これはよくあることです。
他の例を挙げると、狭心症や心筋梗塞では、肩や腕にも痛みが現れることがあります。
このように、元の病気から離れたところで現れる痛みを関連痛と呼ばれているのです。
肩甲骨周辺に痛みを感じたとき、大きく息を吸ってみて、痛みが強くなる場合は肺や心臓を覆っている膜に炎症が起きている可能性があります。
このような場合は肩周辺以外の治療も必要になるので、循環器内科や消化器内科のような医療機関も受診しましょう。
肩甲骨周りが痛くなる原因をご紹介しました。
この記事を読んでお分かりいただけたように、肩甲骨の痛みを感じる原因は多岐に渡ります。
ご自身の痛みはどこからきているのか、思いを巡らせてみてください。
もしわからなければ、お気軽に医療機関に受診してくださいね。
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院長:根岸 清人
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