「検査をしても分からない」「お薬を飲んでも治らない」
そんなめまいや腰痛は、自律神経の乱れが原因かもしれません。
めまいや腰痛と自律神経には密接な関係があり、症状を緩和させるためには自律神経を整えることが大切になってきます。
今回の記事では、両者の関係や自律神経の整え方についてチェックしましょう。
そもそも自律神経というのは、交感神経と副交感神経のバランスを保つ役割を担うものです。
自律神経に障がいが出てこのバランスが乱れると、全身に様々な不調が現れてしまいます。
特に、腰痛やめまいと高い関連性があるものが、交感神経です。
交感神経はいわばエンジンのアクセルのようなもので、身体活動を活発化させる時に働きます。
全身の血管を収縮させ、血圧を上昇させるのです。
例えば、カフェインを飲んだ時に集中力が高まるのは、カフェインによって交感神経が活発になっているからといえます。
自律神経が乱れて交感神経が優位になると、血管が収縮した状態が続くことで全身が酸素や栄養不足に陥ります。
常にアクセルを全開にしているような状態になるのですから、身体に不調が出てしまうのは避けられないことといえてしまいますね。
腰痛やめまいも、こうした自律神経の乱れによる酸素や栄養不足が影響してあらわれる不調の一種です。
検査をしても異常がなかったり、お薬を飲んでもならなかったりする場合は、自律神経の乱れを疑って良いでしょう。
自律神経の乱れが原因の腰痛やめまいは、自律神経の整えることで症状を緩和できる可能性があります。
ここでは自律神経を整える方法をご紹介します。
朝起きた時、表面的には目覚めていても、私たちの体内はまだ寝ぼけているような状態です。
身体を活発に動かすエネルギーを得るためには、太陽の光を浴びる必要があります。
太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットさせることができるのです。
自律神経の乱れを整えさせることにも繋がるので、朝歯磨きの間の時間でも窓から陽の光を浴びてみてください。
自律神経が乱れていると、交感神経が優位になっています。
心身ともにリラックスさせるためには、ぬるめのお風呂につかって副交感神経を優位にさせましょう。
熱めのお風呂だと逆効果になってしまうので、36度から40度のぬるめに設定することがポイント。
質の良い睡眠にも繋がります。
お布団の中でついついスマートフォンをいじってしまい、いつの間にか就寝1時…なんてことになってしまってはいませんか?
スマートフォンは質の良い睡眠の大敵、脳が覚醒してしまうので控えましょう。
しっかりと寝て、自律神経のバランスを整えることが大切です。
他にも、食生活の改善や軽めの運動をすることも自律神経を整えるのに役立ちます。
どれも健康的な生活を送ることが要となってくるということを念頭に置き、身体と心にストレスをためないようにしましょう。
自律神経が乱れると交感神経が活発になり、血管を収縮させてしまいます。
これにより全身が酸素や栄養不足状態に陥り、腰痛やめまいなどの様々な不調をもたらしてしまうのです。
改善させるには、自律神経を整えることが要となります。
健康的な生活を心がけ、定期的にリフレッシュすることも選択肢に入れましょう。
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院長:根岸 清人
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