自律神経失調症は日常的なストレスや生活習慣の乱れが原因になっていることも多く、お薬による治療もそうですが、ご自身の生活を見直すことも大切になってきます。
そこで今回は、自律神経失調症の原因と自力でできる治し方について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□自律神経失調症になってしまう原因とは?
自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、頭痛や吐き気、めまいなどの症状が出てしまう状態を言います。
では、どういったものが自律神経の乱れを引き起こしてしまうのでしょうか。
1つ目の原因は、「ストレス」です。
ストレスがかかると、そのストレスに対応するべく体は交感神経の働きを強め、血圧を上げる、筋肉の緊張を高めるなどの態勢をとります。
ストレスが長い間続くと交感神経優位の状態も長くなってしまい、副交感神経の働きが抑えられてしまうため、自律神経のバランスが崩れてしまうのです。
2つ目の原因は、「ホルモン」です。
自律神経と深い関係にあるのは「女性ホルモン」と「甲状腺ホルモン」です。
女性ホルモンは脳の視床下部の指令により分泌されますが、自律神経の働きを制御するのも視床下部です。
そのため、女性ホルモンと自律神経は密接な関係にあり、どちらか一方のバランスが崩れると片方のバランスも崩れてしまいます。
また、甲状腺ホルモンには交感神経を刺激する働きがあります。
そのため、甲状腺ホルモンの分泌に何らかの異常が起こると、自律神経が乱れてしまう事になります。
□自力で治せる!自律神経失調症の治し方をご紹介!
自律神経失調症の症状は、メンタル面と生活面の改善をすることで緩和される場合もあります。
*メンタル面
メンタル面で心がけるべきポイントは、「ストレスをコントロールすること」です。
友人に悩み事を相談したり、生きがいとなる趣味を見つけたりすることが必要でしょう。
音楽には自律神経の乱れを改善する効果があるといわれているため、休憩時間に音楽を楽しむのもおすすめです。
*生活面
生活面で心がけるべきなのは、「バランスの取れた食事」「運動」「規則的な睡眠」です。
色んなところで耳にする3要素かもしれませんが、それだけ重要なポイントです。
1日3食をこころがけ、運動習慣がない方はまずはウォーキングから始めてみましょう。
□まとめ
今回の記事では、自律神経失調症の原因と自力でできる治し方について解説してきました。
自律神経はとてもナイーブな神経なので、その働きが悪くなると全身に影響が及びます。
当院ではweb予約、無料相談を受け付けておりますので、体調が気になる方は気軽にご相談ください。
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院長:根岸 清人
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