産後に背中の真ん中が痛いと感じる原因って？改善法を紹介！ | 伊勢崎市で鍼灸院・鍼灸治療ならきよ治療院へ

産後に背中の真ん中が痛いと感じたことがある方は多いでしょう。
実は、産後に背中の真ん中が痛いのにはいくつかの原因があります。
そこで今回は、産後に背中の真ん中が痛い原因とその改善法をご紹介します。
産後間もない方はぜひ参考にしてください。

□産後に背中の真ん中が痛い原因は？

＊リラキシンホルモンの影響

妊娠中には、「リラキシン」といったホルモンが放出されます。
この「リラキシン」は、出産をスムーズにするための関節を緩める働きをもつホルモンです。
骨盤だけでなく全身に作用するため、背骨の関節を緩め、結果として背中の真ん中が痛くなってしまいます。

＊出産による背骨と骨盤の緩み

出産は命がけの行為であるため、産後は物理的なダメージが残っています。
分娩方法や出産にかかった時間によって骨盤へのダメージの大きさは異なりますが、このダメージが大きいほど骨盤の緩みは大きいです。
骨盤が緩むと、その上の背骨が不安定になり、結果として背中の真ん中の痛みに繋がります。

＊妊娠前からの背中の痛みが悪化

妊娠前から姿勢が悪く背中の負担が大きい場合、出産で悪化することがあります。
背骨は前かがみで緩むため、安定させるためにはピンとした良い姿勢が大切です。
出産による悪化を防ぐために、普段から姿勢には気を付けましょう。

□背中の痛みの改善法

背中の痛みを改善するためには、安静にして身体を休めることが大切です。
もちろん、子どもが生まれたばかりのため育児を完全に休むことは難しいですが、周囲の人を頼りながら、しっかり身体を休める期間を確保しましょう。

また、悪い姿勢による痛みに対しては、背中の伸びや反りが有効です。
普段はおむつ替えや洗い物、掃除など背中を丸める姿勢が多くなってしまいます。
そのため、適度に背中を伸ばしたり反ったりするストレッチをしましょう。

さらに、自律神経による痛みに対しては適切な生活習慣とストレス解消も大切です。
まだ子どもが小さく完璧な生活リズムを送ることは難しいですが、まずは周囲の人を頼りつつ十分な睡眠時間の確保を意識しましょう。
そして、ストレス解消のために自分の時間を確保するのもおすすめです。

□まとめ

今回は、産後に背中の真ん中が痛い原因とその改善法をご紹介しました。
産後に背中の真ん中が痛い原因は、リラキシンホルモンの影響や背骨と骨盤の緩み、妊娠前からの痛みの悪化などがあります。
また、身体の休息や背中の伸びや反り、適切な生活習慣とストレス解消が背中の痛みを改善するのにおすすめです。
産後で背中の真ん中が痛い場合はぜひ参考にしてください。

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院長：根岸 清人
経歴：

• 大学院（生命工学）を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所（現、国立感染症研究所）にて研究を行う
• 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
• 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科（教員養成課程）卒業。
• 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
• 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法（せいのうかいきょうほう）上級の課程を修了。
• 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
• 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸･マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。