肩こりにずっと苦しんでいる方、危険です。その肩こりは単なる疲れではないかもしれません。
肩こりを放置していると、重い病気が潜んでいても気がつきませんし、単なる肩こりでもより症状を悪化させてしまいます。
そこで今回は、肩こりを放置することでどんな病気を見過ごすリスクがあるのか、また肩こりの改善方法についてご紹介します。
肩こりがなかなか治らずに放置していると、日増しに痛みが激しくなってくることがあります。
それは、単なる眼精疲労ではなく何らかの病気にかかっている可能性が考えられます。
また、痛みが左肩を中心に発生する心筋梗塞という病気があるように、痛む箇所が偏っている場合も注意が必要です。
また、手足のしびれがある場合も注意が必要です。
ある方向に曲げるとしびれが発生したり肩こり以外に手足がしびれたりする場合は危険です。
脳梗塞や脳出血などの脳の病気が進行している可能性が考えられるからです。
また、むち打ち症や頚椎椎間板ヘルニアなど頚椎を痛める病気にも手足のしびれが見られます。
肩こりのせいで頭痛や吐き気、めまいの症状が出てきたと思っていたら実は重い病気の症状として肩に痛みを感じていたという場合もあります。
肩こりの原因がくも膜下出血などの脳血管障害による頭痛や、耳の三半規管の障害でめまいが起こるメニエール病であったというケースもあります。
座っている姿勢を気をつけることによってデスクワークの多い人なら肩こりが和らぐ可能性があります。
また、パソコン作業が多い方は眼精疲労を和らげることで改善することがあります。
目が疲れたら少しの時間目の運動やツボの刺激などでリフレッシュしてください。
そして、肩こりを治す最も効果的な方法は血行をよくすることです。
肩こりの原因の一つである血行不良を解消することで、肩こりが改善します。
お風呂にしっかり浸かったり、鍼灸院で治療したりして血行をよくすることを意識してください。
肩こりを放置していると、痛みが悪化してしまったり、精神的な負担になったり、重い病気に気がつかなかったりと良いことがありません。
セルフケアで肩こりが改善しない場合は、早めに鍼灸治療を受けるようにしましょう。
鍼灸治療には肩こりを放置して首が動かなくなった方も通院されています。
早めの治療が後々の生活に大きな影響を与えることになるので、肩こりが長引いている方は早めに治療を受けるようにしてください。
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院長:根岸 清人
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