肩こりは多くの方にとっての体の悩みだと思います。
実際に、厚生労働省による国民生活に関する調査においても、この肩こりは、日常で自覚している症状で、男女ともに上位に位置しています。
そんな悩みのタネである肩こりの原因は、普段の生活習慣に潜んでいる場合が多いです。
ここでは肩こりが悪化しやすい生活習慣についてご紹介します。
肩こりの原因の一つとして、長時間に渡る同じ姿勢や、眼の疲労があげられます。
これらの具体的な例としてあげられるのが、パソコンよる業務や読書です。
パソコンを用いて業務をしている際は、首かがみになり、両肩をすぼめる姿勢になっていることがほとんどです。
この力の入った状態は、肩の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こし、肩こりの原因になります。
また、長時間に渡って文字やパソコンの画面を見ることは目の筋肉が緊張や、瞬きの回数が減る要因になり、それが原因で肩こりを引き起こすことがあります。
これらを改善するには、合間に休憩を取り、長時間同じ姿勢になること防ぎ、遠くを見たりして、肩と目の筋肉の緊張を緩和させるようにしましょう。
肩こりの原因である血行不良は、肩の筋肉に栄養や酸素が行き渡りにくくなり、肩をより疲れやすくします。
この血流の問題を解決するのに有効なのが適度な運動です。
運動をすることによって、心臓が血液を全身に送り出すため、血流を改善することができます。
それだけでなく、筋肉が血液を送り出す役割を果たすため、日々運動を続けることで、筋肉量の低下を防ぎ、肩こりを起こしにくい体になります。
肩こりの予防改善にオススメな運動は、散歩やウォーキングです。
これらは、低い負担で筋肉を使うため、肩こりに最適な運動です。
仕事をしている方にとってストレスは付き物ですが、このストレスが多い生活を送っている方は肩こりを起こしやすい方と言えます。
なぜなら、ストレスが原因で自律神経の働きが活発になり、筋肉を緊張させるからです。
そのため、日々ストレスを抱えている方は、慢性的な肩こりを起こす可能性があります。
ストレスを改善し、健全な心身を保つことが、肩こりに効果的と言えます。
仕事やストレスに囲まれて生きる現代の人にとって肩こりは大敵です。
しかし、それぞれには原因があり、肩こりを悪化させる生活習慣を正すことで、改善されることも多いです。
そのため、肩こり改善には生活習慣を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
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院長:根岸 清人
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