不妊治療の1つに鍼灸があります。
鍼灸は鍼とお灸を使った東洋医学の治療法で、妊娠したいと願う方も利用しています。
今回は鍼灸はどのくらいの頻度で行う必要があるのか、1回の費用はいくらかをご紹介します。
まず鍼灸はどのくらいの期間治療を行うのかお話しします。
基本的に、妊娠をしたい方が卵子を成熟させる段階から妊娠と判定されるまでの間、鍼灸による治療は定期的に行います。
妊娠までの期間は人によりますが、一般的には半年ほどかかるとされていて、中には1年以上妊娠に時間が必要になる方もいます。
その間定期的に鍼灸による治療を行わないと、途中まで卵子が順調に成長していたのに、鍼灸をやめた途端成長がストップして妊娠が失敗することも考えられます。
そうなってしまったら非常にショックですし、できるだけ高い確率で妊娠が成功するような不妊治療を進めるためには、定期的な治療が大切です。
鍼灸はおよそ週に1回のペースで行うのが良いとされています。
週1回鍼灸を継続的に行い、体の機能を高めていきましょう。
鍼灸の効果は、ホルモンバランスの調整や血行を良くするなどの効果があげられます。
また、リラックス効果を含む精神的なメリットもありますので、定期的な鍼灸によって妊娠しやすい体づくりが可能になります。
鍼灸の頻度を多くすると効果的な時期がいくつか存在します。
まず排卵するまでの卵子を成熟させる時期です。
この時期は排卵のための大事なステップなので鍼灸の頻度を増やすことをおすすめします。
また、胚を子宮に移植するときも重要な時期ですので鍼灸を念入りに行います。
鍼灸は妊娠のためにするのですが、妊娠と判断された後も鍼灸治療を受けることをおすすめします。
理由は、妊娠初期は体調が悪くなるケースがあるからです。
不妊治療した方には「妊娠は成功したけど出産で苦労した」とおっしゃる方もいます。
ですので出産前の臨月なども鍼灸をして、より安心できる出産を迎えるのが理想的ですね。
鍼灸を1回するときにかかる費用はだいたい5000円〜10000円が相場です。
費用は治療院によって費用が変わります。
費用が変わるのは、治療院ごとに自由に値段をつけられるからです。
治療院によって値段だけでなく技術力も変化します。
不妊治療では長い間鍼灸治療をする必要があるのでお金がどうしてもかかってしまいます。
そのためパートナーと良く相談した上で、信頼できる治療院に相談することをおすすめします。
不妊で悩んでいる方にとって、鍼灸は効果を発揮します。
その度合いは人それぞれですが、継続した治療を行うことで不妊治療を助けることができます。
今回は鍼灸の頻度の目安を説明しました。
鍼灸治療を受ける際の参考にしていただければ幸いです。
きよ治療院では不妊鍼灸の施術を扱っております。
何か些細なことでもわからないことがあれば、ぜひご相談ください。
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院長:根岸 清人
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