「肩こりと頭痛がいつもセットできて困っている。」
このような方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
一見かけ離れているように見える肩こりと頭痛ですが、頭痛の種類によっては深く関係しています。
そこで今回は、肩こりと頭痛がどう関係しているのかについてご紹介していきます。
肩をこるということは、その周辺の筋肉が緊張していることを意味します。
それらは後頭部に付着している筋肉ですので、その付近の筋肉が緊張すると後頭部に痛みを感じるのです。
これは「緊張型頭痛」と言われ、ギューっとしめつけられるような重い痛みを伴います。
肩こりによる筋肉の緊張によって、血流が悪くなり、筋肉中に老廃物がたまっていきます。
この老廃物が神経を圧迫し、頭痛を引き起こしてしまうのです。
普段のデスクワークでずっと同じ姿勢で作業をしていませんか?
こういった日々の姿勢が肩こりを引き起こす原因となり、さらには緊張性頭痛を発症してしまうのです。
肩こりと同じく、目の周りの筋肉のこりも同じように言えるため、疲労がたまると緊張性頭痛が引き起こされる可能性があります。
緊張性頭痛は、筋肉の緊張が原因だと考えられているため、筋肉がこり固まらないようにする、もしくは緊張を和らげる必要があります。
具体的な方法としては、日常生活のなかの姿勢の改善が挙げられます。
例えば、前のめりになってパソコンで仕事をしている方は、画面の角度や椅子を調整して、軽く背筋を伸ばしてみてください。
また、スマートフォンを使うときに頭が下がって猫背になっていませんか?
首や肩周りの筋肉への負担が大きくかかり、緊張性頭痛を引き起こしかねませんので、定期的に背筋を伸ばすように意識しましょう。
さらに、鍼灸治療を受ける事で、痛みから早く解放される可能性があります。
鍼で身体にあるツボを刺激することで、筋肉の緊張を緩和し、血行を良くします。
マッサージと違い、深い筋肉まで刺激でき効率的です。
鍼は髪の毛ほどに細いので、痛みを感じることもほとんどありません。
肩こりと頭痛の関係性、そしてその対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
肩こりと頭痛を放っておくと、慢性的な痛みを脳が認識して悪循環に陥ってしまうので注意してください。
また、頭痛は肩こり以外にも、様々な要因が考えられますので、ひどい場合は医療機関の受診をおすすめします。
筋肉の緊張は鍼灸治療で改善が期待できるので、ご興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。
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院長:根岸 清人
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