「鍼治療って本当に効くの?」
「鍼治療の針って痛くないのかな?」
不妊治療や腰痛の治療によく使われる鍼灸ですが、体に針を刺していくので、一見とても痛そうですよね。
今回は、鍼灸の針が本当に痛いのか、そしてその主な効果についてもご紹介していきます。
まずは、鍼灸に使われる針から見ていきましょう。
注射針のような太さを連想される方もいらっしゃるかと思いますが、実はその太さは髪の毛以下で、0.1~0.3mmの種類が主流で、「鍼」と書かれます。
一瞬「チクッ」と感じられるかもしれませんが、鍼に気づかない方もいるほどです。
ただし、人によっては鍼を刺した後に、筋肉に重い衝撃のようなものを感じる方がいらっしゃいます。
これは、「ひびき」と言われ、治療が効いている証拠ですので安心してください。
もちろん、違和感を感じたり、「ひびき」や痛みが強すぎる場合は申告するようにしましょう。
このように、人にもよりますが、鍼灸の鍼で注射のような痛みを覚えることはほとんどないと言えます。
東洋医学によると、人には670種類以上のツボがあり、鍼治療ではこのツボを刺激しています。
それらのツボは14本の体の経路(気の流れ道、経絡)上にあるとされており、その経路の不調を解消できるのが鍼治療です。
ツボに細く害のない鍼を刺していくことで、自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、血流を良くしたり、筋肉の緊張をほぐしたりする効果が期待できます。
鍼治療を行ったあとに、眠くなる方や体がだるくなる方もよくいらっしゃいますが、体が本来の安定した状態を取り戻しつつあるために起こる症状ですので、安心してください。
鍼治療で効果が期待できる具体的な症状としては、腰の痛みや首・肩のこり、そして不妊治療です。
肩こりや腰痛等は、筋肉の緊張で起こる場合が多いです。
鍼で筋肉をほぐしてあげることで、その痛みが軽減される可能性があります。
また、血行促進効果による冷え性の改善に加え、自律神経やホルモンバランスが整えられるので、不妊治療にも効果的です。
今回は、鍼治療が本当に痛くないのか、そして鍼治療の効果についてまとめてきましたが、いかがでしたか?
鍼治療では、鍼の太さや刺し方、素材等において、できるだけ痛く感じないような工夫がされています。
注射に対して嫌なイメージがある方も、体の不調を感じている場合はぜひ鍼治療を試してみてください。
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院長:根岸 清人
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