「妊娠してから体がだるく感じる」
「疲れがたまりやすい」
妊娠が始まり、このような変化に戸惑う方が多くいらっしゃいます。
今回の記事では妊婦の疲れの原因と、その対策方法についてお伝えします。
妊娠するとホルモンバランスが大きく変化します。
そしてホルモンバランスが乱れると、風邪の初期症状のような状態が続くのです。
特に妊娠初期はホルモンバランスが大きく変化するため、疲れに敏感になりやすいです。
妊娠後期では、赤ちゃんがお腹の中で大きく成長しています。
そして赤ちゃんの成長につれて体が重く、動くことがつらく、疲れを感じやすくなるでしょう。
また赤ちゃんがお腹の中で動くようになり、睡眠不足に陥り疲れがたまることも多いです。
妊娠中につわりで食事をとらないでいると、栄養不足に陥ります。
また妊娠中期以降はお腹の赤ちゃんに栄養をとられます。
つまり妊婦に行き渡る栄養不足でエネルギーも不足し、疲れやすくなるのです。
妊娠中はとにかくストレスをためないようにリラックスして過ごすようにしましょう。
少しぬるめのお風呂につかる、趣味を楽しむなど工夫し、楽しみながらリフレッシュしてください。
栄養のバランスを考慮した食事によって、疲れが緩和されることがあります。
また妊娠中は特に貧血になりやすいので、鉄分を多く摂取するようにしましょう。
例えばほうれん草やレバー、小松菜や大豆等は豊富な鉄分を含んでいます。
他に摂取すべきは葉酸です。
葉酸はビタミンB群の栄養素で、疲れに効果的で、納豆や枝豆等に多く含まれています。
これらの栄養素はサプリなどでも補うことができるので、主治医に尋ねてみましょう。
鍼灸とは、鍼や灸を用いて体に刺激を与える医療技術のことで、症状の改善や緩和、健康増進を促す治療を行います。
鍼灸は体の血のめぐりを良くするため、妊娠中の冷え対策やつわりの軽減の効果があります。
また鍼灸によって緊張した筋肉の凝りも取れるため、以前より体が軽く感じられて疲れが軽減することもあります。
つまり鍼灸は、安全かつ効果的に妊娠中の疲れや問題を緩和できるのです。
妊娠中の疲れの原因と対策についてお伝えしました。
妊娠に疲れはつきものですが、栄養摂取や鍼灸をして疲れを軽減する生活にしましょう。
また周りに家事を手伝ってもらうなど、周囲の協力を得てなるべく負担を減らすように過ごしてくださいね。
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院長:根岸 清人
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